STORY 86 ページ38
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『誠凛タイムアウトです』
「黒子くんを捉えるなんて…
あんな天敵がいるとはね、ぶっちゃけピンチだわ」
まぁ伊月先輩の鷲の目があるから、可能性は考えられなくもなかったんだけどな…
「カントク、このまま行かせてくれ…ださい」
「敬語間違ってるよ、大我」
「オイまさか、オマエこのままやられっぱなしじゃねーだろーな」
スルーされた
「まあ…やっぱちょっとやです」
「じゃーひとまず、高尾は任せた」
だけど…
テツヤのミスディレクションは高尾くんには効かない
「テツヤ…大丈夫なのか？」
「大丈夫じゃないです。困りました」
「うん、だよな…っておい」
『タイムアウト終了です』
しょうがないなぁ…
これはコートの上のメンバーに任せるしかない事だし
「分かった。任せるわよ！ 二人共」
カントクがメンバーを送り出す。
その隣で何やらコートをジッと見つめて考え事をしている柊花。
「どうしたんだ、柊花？」
「A… わかったわ」
カントクは「何がー？」などと呑気にノートを確認している。
「柊花ちゃんどうしたのー？」
カントクが柊花に近寄る。
柊花はふんわりと笑った
「何か秀徳のことで分かったこととかあったの？」
柊花に変わり、私が説明する。
「《冷たい魔女の瞳》を持つ柊花のベンチでの能力。
相手の次のモーションが分かるってことの応用で、相手の考えている事、癖が分かるらしいんです」
そんな凄くないですけど
と付け加える柊花。
「つまり、私には秀徳さんの考えている事が分かります。
今、特に意味はないんですが…」
ズコッとコケるカントク
「ポジティブに、ですよカントク。
言い換えれば、練習試合の時に有利になりますね」
あはは、と笑って誤魔化す柊花。
まったく、双子の考える事はどうしてこんなに分かってしまうんだろうか
「……まだ完璧に扱えないって言えばいいのに」
「……私のプライドが許さないのよ」
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音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか？ (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ！ 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します！ これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2014年2月20日 17時
