【黒バス】キセキの姫君 fourth

STORY 68 ページ20

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「集まったわね？ 」


翌日の部活、日向君と伊月君がケーキを取りに行き、火神君と黒子君に柊花ちゃん達を迎えに行ってもらった。


「あの…カントク、今日は…？」


Aちゃんが若干遠慮気味に聞いてくる
柊花ちゃんはAちゃんの後ろで隠れ気味に様子をみていた。


「今日の部活は野外なのよ。Aちゃん達には言ってなかったわね」


「カントクが昨日無理やり帰るように言ったんじゃないですか…」


Aちゃんが何か言った様な気がしたけれどスルー


「さぁ、時間が惜しいわ！ 早く行きましょう！ 火神君、案内よろしくね」


「うっす」


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「カントク、日向先輩と伊月先輩は…?」


柊花ちゃんが歩くスピードを早めて私の隣に来た

気になっているのか、キョロキョロしながら歩くため見ていて危なっかしい


「あの2人には少し頼み事をしていてね、大丈夫よ。 すぐに合流するわ」


そんな話をしているうちに火神君が歩くのをやめ、こちらを振り向いた


「ここです。」


なんもねぇッスけど、と言いながらマンションの鍵を開ける


「うわー、本当寝る食うバスケしかやんないのな」


バスケ雑誌やソファしかない部屋を小金君が見渡す。


ピンポーン


「日向君と伊月君ね、やっと来たわ」


玄関まで迎えに行くと笑顔でケーキの箱を持っている2人


「少し奮発してみたんだ、美味しそうなの沢山あったから」


「てか遅れてわりぃ、もう始まってる？」


靴を脱いで扉の奥を除く伊月君と日向君


「まだよ、私たちも今来たばかりなの。Aちゃん達は感が鋭いからきっともう気づいてるだろうけどね…」


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