STORY 64 ページ16
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「どうみても卑怯じゃないか？」
転がっていたボールを指で回し、不良の鼻に引っ掛ける
「アッツ…!？ ってかなんだテメ…
女が出しゃばってんじゃねーよ!？」
「女とか関係ないでしょう。
それに、そんなバスケは認めないわ。すぐ暴力に頼るところもダメね」
私と柊花が不良に胸ぐらを掴まれる
「っ、離せ！！」
「離しなさい…っ！」
「ハハッ、いんだね今ドキ。
いーぜ姉ちゃん。だったらバスケで勝負してやるよ」
不良の1人が提案する。
不良が私と柊花を離したと同時に、誰かに引き寄せられた
「危ねーよバカ！ ったく何してんだよ！？」
「Aっちも柊花っちも、か弱い女の子なんスから、こういう時こそオレ達を頼ってくださいッス」
「大我、涼太…？ あ、ありがとう」
「ごめんなさい、助かったわ」
大我と涼太が助けに来てくれた。
テツヤも、後ろでボールを持って微笑んでいる
「その勝負、僕達も混ざっていいですか？ 5対3でいいんで。」
5対3？
「バスケで勝負なら私達が…」
そう言うと、大我に頭を叩かれた
「ったく、お前らが強ぇのは知ってるけど、俺たちも弱ぇワケじゃねーってこと忘れてねえか？」
「こういう時は素直に頼ってくださいッス」
「そういうことです。」
3人が私達に微笑んでコートに入る
「いつの間にか頼もしくなってる。
驚いたな…思わず3人にときめいてしまった…」
「大我も涼太も、テツヤさえも。
やっぱり男の子なのね」
バスケをしている3人を眺めていると、自然と笑みが零れた
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「ったくオマエらは何を考えてんだ！！
あのままケンカとかになったらどうするつもりだったんだよ！？」
「「…ごめんなさい」」
「ほんと、Aっちと柊花っちって凄いよねー」
「あの人たちがヒドイのはわかりますけど、少しは女の子だということを自覚してください」
あの後、不良達を瞬殺した大我達に長々と説教をされた。
確かに危ない事をしたという自覚はあるけれど、それでも好きなバスケでああいうことをしていたのは許せなかった。
「じゃっ、オレはそろそろ行くっスわ！」
「もう行くのか？」
すると涼太は、「へへっ」と笑って
「最後にAっちと柊花っちを守れたしね！
あと、火神っちにもリベンジ忘れてねっスよ！ 予選で負けんなよ！」
「火神っち!？」
「黄瀬くんは認めた人には「っち」をつけます。良かったですね」
「やだけど！！」
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音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか？ (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ！ 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します！ これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2014年2月20日 17時
