検索窓
今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:16,940 hit

STORY 60 ページ12

.



「いやぁ! Aっち達から勝負って言ってくれるなんて嬉しいッス!」


笑顔で走ってくる涼太。
なんでそんなに笑顔なんだろう


「あぁそういえば涼太。
私、もうパスしかやらないスタイルは捨ててるの」


そう言い残し、持っていたノートを置きにベンチに行く柊花。

笠松先輩は頭にハテナマーク、涼太は口をパクパクさせていかにも混乱中、という感じだ


「私も、最近バスケしてないから本気でやりたいなー」


はは、と笑いベンチへ向かう
その途中に大我とテツヤが「うわぁ」と言っていたような気がした。


「なになに? お前ら2on2やんの? 相手は試合した後なんだから手加減してやれよ?」


日向先輩に笑いながら注意された。
益々、笠松先輩の顔にハテナマークが浮かぶ


「…なぁ黄瀬ぇ。あの双子なんかあんのか?」


「えー? 先輩知らないんスかぁ…って痛っ!? 顔はやめてくださいっス!
あの双子の事はやれば分かるッス!」


「…はぁ」


笠松先輩が涼太の方を殴ってため息をつく


「お待たせしました、ルールは…30点先取りでいいですか?」


柊花が笑顔で笠松先輩に聞く


「…ねぇAっち、柊花っち何であんな笑顔なんスか」


涼太も違和感に気づいたのか小声で聞いてくる


「最近バスケしてないからじゃないか? さっき『涼太ボコボコ』って言ってたのを聞いたしな」


「え、ちょっどゆことっスか!?」


私と涼太が話している内に柊花も話がついたみたいでコートに向かう


「始めましょうか」


柊花は相変わらず笑顔


「手を合わせるのは久しぶりだな、涼太。笠松先輩もよろしくお願いします」


私は笠松先輩と目が合って微笑んだつもりが、目を全力で逸らされて少し凹み気味に


「Aっち達と手合わせなんてめっちゃ嬉しいッス! オレも成長したんス!!」


後ろに尻尾がみえる涼太


「女が相手だとやりずらいな…」


目を逸らしながら頬をかく

それぞれの反応をカントクや日向先輩が囃し立てる中、2on2が始まった。


.

STORY 61→←STORY 59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 音央 , 双子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか? (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ! 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します! これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:音央 | 作成日時:2014年2月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。