STORY 43 ページ45
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side A
ー練習試合ー
「広いな…」
思わず言葉が零れる程の広さ。
運動部が強いらしいからまぁ練習するところには困らなそうだね
「火神君、いつにも増して目つき悪くないですか」
「るせー、テンション上がって寝れなかっただけだ」
「…ねぇ大我。夜中にいきなりメールしてくるのやめてくれると助かるんだけど…」
昨日の夜、大我から
『テンション上がってきた！ 黄瀬ってヤロー強ぇよな！』
ってメール来た時は正直イラっとしてしまった。
「あっ！ Aっち！ みなさんも、今日はよろしくッス」
「あら、お迎え？ 」
「紺野さんみたくかっこ良くはできないッスけどねぇ…
広いんで迎えに来たんスよ」
「紺野さん？」
カントクや先輩方が首を傾げる。
それより何で紺野…？
あぁ、始めて泊まった時のことか
「私と柊花の執事です」
えぇーっ！ と驚く先輩方。
そこまで驚くかな
「うぅ〜、あんなアッサリ振るから毎晩枕を濡 らしてんスよも〜…
誰かに振られるなんて、中二以来ッスよ〜」
だうだう泣きながらテツヤに抱きつく涼太
「あそこで振られたのは黄瀬くんだけではありません。
それと、サラッと嫌味言うのやめてもらえますか」
テツヤが涼太を突き放す
柊花はなんのことか分かっているのかケラケラ笑っている
「んー、だから黒子っちと白姫姉妹にあそこまで言わせる誠凛と火神くんにはちょっと興味あるんスよ」
「涼太が興味持つなんて珍しいな」
「まぁ…ね。
それに、《キセキの世代》なんて呼び名に拘りなんてないスけど…。
中学ん時は見せらんなかったんで、Aっちにそろそろかっこいいトコ見せたいんスよ…」
後半は良く聞き取れなかったけど、大我に向けて言ったのは分かった。
柊花はなんかニヤニヤしてるし…
「オレもそこまで人間出来てないんで… 悪いけど本気でツブすッスよ」
「ったりめーだ！」
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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ！ これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです！ 続き頑張ってください！ (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2013年12月23日 12時
