STORY 42 ページ44
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『ところで、Aの方はどうなんだ?』
征十郎がAの話をするなんて驚いた
「…そうね。大輝と別れてから心配だっけれど、今は楽しくやっていると思うわ」
大我とも再開した。
大我はきっと、いえ絶対にAの事が好き。
Aは…まだ大輝に未練があるのだろう
『まったく…。大輝もAも、もう少し素直になればいいのだけれどな』
「征十郎が人の恋路に口を出すなんて珍しいわね。今日は色んな征十郎を発見したわ」
クスクス笑う
『僕だって普通の高校生だからね。
人の恋路に興味もある、嫉妬やヤキモチも焼くよ？』
「あら、意外だわ」
『僕は、皆が思っているような完璧な人間ではないよ。
確かに勉強も出来るしバスケも出来るけれどね』
「ふふ、勉強が出来るのは認めるけれどね。バスケはもう少し努力が必要ね?」
『そうだな…。でも次会う時には僕の方が上手くなっているかもしれないよ？』
「あら、それは楽しみだわ
《キセキの世代の主将》さん？」
『あまり余裕をかましていると追い抜かしてしまうよ、
《キセキの姫君の天才》さん？』
二人同時に笑う
こういう時間を幸せというのだろう
『…っと、まだまだ話をしたいんだが、家に着いてしまった。また明日、電話をしよう』
「そうね、また明日
おやすみなさい、征十郎」
『おやすみ、柊花』
ゆっくり、通話ボタンを切った。
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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ！ これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです！ 続き頑張ってください！ (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2013年12月23日 12時
