STORY 41 ページ43
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しかしそれは征十郎側でも同じらしい
『ちょっとちょっとコタロー! 征ちゃんがむくてれるわよ! 』
『なになに!? 赤司がむくれてるって⁉︎』
「ふふ、征十郎は愛されているわね」
『玲央、小太郎、少し黙っていてくれ。僕は今電話をしているんだ』
玲央さんに小太郎さん…か
名前からするに、《無冠の五将》かな
「玲央先輩と、小太郎先輩? 征十郎がいつもお世話になっています」
声の大きさからして、すぐ側にいるであろう2人の先輩に話しかける。
すると、すぐに返事が返ってきた
『きゃー! えっと、征ちゃんの彼女さん⁉︎ お名前聞いてもいいかしら!』
『俺も聞きたかった!』
元気な人たちだなぁ
「白姫柊花です。
実斑玲央さんと、葉山小太郎さんですよね?」
『白姫? もしかして《キセキの姫君》なの?
えぇ、私は実斑で、もう一人は葉山小太郎よ』
やっぱり、《無冠の五将》の二人だ。
征十郎は本当凄い人達を纏めてるのね
「はい、《キセキの姫君》なんて呼ばれてますが、そこまで言われる程ではないですよ」
色んな人に凄いって褒められるけど、そんなに凄くない…
って、これ毎回言ってる気がするわ…
『征ちゃんの彼女って、柊花ちゃんだったのね! キセキカップルだわ!』
『ネーミングセンスがないな…』
征十郎のボヤき。
キセキカップル、私は気に入ったけどなぁ
あれ、ってことはAは光カップルなのかしら?
テツヤの光と私の光…
『玲央、小太郎。また今度ゆっくり話す機会を設けるから今は我慢してくれないか?』
征十郎がため息をつく
すると玲央さんと小太郎さんは、空気を読んだのか
「ごめんなさいね」
と離れて行った。
「洛山は賑やかなのね」
『あぁそうだな。皆いい奴ばかりだよ』
「ふふ、征十郎だけではなくてそちらの皆さんとも会いたいわね
それと、試合じゃなくて普通にデートもしたいわ」
確か、まだデートに行っていない
『そうだな…。夏休みあたりに会いに行くよ』
「ありがとう。ワガママな彼女でごめんなさいね」
征十郎はそんなことないよ、と笑う
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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時