STORY 38 ページ40
.
「あっ、危なっ‼︎」
懐かしい話で盛り上がろうとしたとき
バチィッ とボールが涼太に向かって飛んできた
「った〜、ちょ…何んスかー⁉︎」
「せっかくの再開中わりぃな。
けどせっかく来て挨拶だけでもねーだろ
ちょっと相手してくれよイケメン君」
「……イケメンって…」
大我の言葉にフッと笑う柊花
そんなに涼太が嫌いか。
「え〜、そんな急に言われても…
なんスか、僻みでもあるんスか…」
チラチラと私たちの方を見る涼太
「あー、えっと君確か火神くんだよね? まぁAっち達も見てるし…
よしやろっか! いいもん見せてくれたお礼ッス」
ネクタイを緩めて笑う
「あー、でもただ単にやるだけってのはつまんないッスよねぇ…」
涼太はうーむ、と芝居かかった表情で唸る
「まぁ、今回は火神くんの実力をみたいだけだし普通でいいかな。
今度練習試合あるし。」
なんかツマンナイッスけど…
ブツブツ言いながら袖を捲る
「Aっち!」
不意に名前を呼ばれる
「オレがあの頃より成長してるってコトを証明するッスよ!」
中学時代と変わらぬ笑顔でこちらを振り返った
.
9人がお気に入り
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時