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STORY 37 ページ39

ー五分後ー


女の子達にサインを書き終え、モデルスマイルを送り終えた涼太。


「な、なんでここに⁉︎」


驚く先輩達。
そんなことより、ギャラリーの女の子達の方が気になるけど、そこは内緒


「いやー次の相手、誠凛って聞いて黒子っちと柊花っちとAっちが入ったの思い出したんで挨拶に来たんスよ」


えへへー、と笑う涼太。
ほんっとに変わらないなぁ


「俺ら四人、中学の時一番仲良かったしね!」


笑顔で言う涼太に私たちは


「フツーでしたけど」


「え、そうだった?」


「目立つモデルの弱い奴って印象だったわ、ごめんなさい」


「ヒドッ‼︎」


うわぁ、柊花ったら涼太のこと中学から嫌いだったもんなぁ…

テツヤも先輩たちもケラケラ笑っている


「黄瀬涼太、…中学二年からバスケを始めるも恵まれた体格とセンスで瞬く間に強豪・帝光でレギュラー入り。

他の4人と比べると経験値の浅さはあるが、急成長を続けるオールラウンダー………」


一年生の部員の一人が涼太の特集を読み上げる。


「やっぱガッツリ特集されてんな。
褒め具合がA並だ」


日向先輩が呆れ顔でいう


「ん…中二から⁉︎」


「いやあの… 大袈裟なんスよその記事、ホント。」


そうそう、凄い大袈裟に書くから柊花の特集なんて凄いことになってる…


「《キセキの世代》なんて呼ばれるのは嬉しいけど、つまりその中でオレは一番下っ端ってだけスわ〜」


あはー、と笑う涼太に柊花は


「そうだったわね、試合の時にあれだけ大口を叩いていて……ふふふ」


と笑顔でそう言った


「大口って?」


小金井先輩が聞いて来たの対して涼太は


「あーっ、ダメダメッ‼︎ あの頃のオレは甘かったんスよ‼︎ 今は全然あんな事思ってないッスから‼︎」


と慌てる。
そんな光景がとても懐かしく感じた。

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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時

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