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STORY 32 ページ33

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ー月曜の朝ー



side A


「屋上に来い、だなんてよく分からないカントクですね」


テツヤが本入部届けを見つめながら言う


「何か考えでもあるのか…?」


考えてても仕方がないので、とりあえず屋上へ向かう私達四人。


ー屋上ー


「フッフッフ… 待っていたぞ!」


カントクが仁王立ちで構えていた


「……アホなのか?」


「決闘?」


大我の失礼な発言、テツヤの混乱した発言


「あれ、あと5分で朝礼じゃなかった…?」


柊花が下に集まって整列している生徒をみながら疑問を浮かべる
もう何が何だか分からない

早く受け取って下さい、という視線を受けてカントクが言葉を発する


「一つ言っておくことがあるわ。去年、主将にカントクを頼まれた時約束したの」


「全国目指してガチでバスケをやること! もし覚悟がなければ同好会もあるからそっちへどうぞ‼︎」


バーン、と言う効果音が似合う台詞。


「アンタら強いのは知ってるわ。けどそれより大切なことを確認したいの」


私たちの目を見ながら


「どんだけ練習を真面目にやっても、いつか、だのできれば、だのじゃいつまでも弱小だからね」


もっともな事を言っている


「具体的かつ高い目標と、それを必ず達成しようとする意思が欲しいの」


そこまでいうと、生徒たちが並んでいるグランドを指差して


「んで今! ここから‼︎ 学年とクラス! 名前! 今年の目標を宣言してもらいます!」


さらに出来なかったら屋上から全裸で好きな人に告白もやらされるらしい…

柊花が若干引いてる…
まぁ無理もないけどな


「ヨユーじゃねーか」


「面白そうだね、私もやろうかな」


そう言って大我は手すりにのって


「1−B 5番! 火神大我‼︎ 《キセキの世代》を倒して日本一になる!」


さすがに手すりには乗らないけど、手すりから身を乗り出して私も宣言する


「1−B 16番、白姫A‼︎ マネージャーとしてみんなを全国へ連れて行く‼︎」


私と大我が言うと下がザワザワと騒ぎ出した。


「次はー? 早くしないと先生来ちゃうよ」


テツヤが拡声器を持って宣言しようとした時に先生が入ってきた。


まぁ案の定怒られて終わった。





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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時

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