STORY 19 ページ20
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ー家ー
「柊花ー、大我と…辰也から預かりものがあるよ」
家に帰ってから楽な格好に着替えて
柊花を呼ぶ。
辰也の名前を出すか迷ったけれど
勘の良い柊花のことだからすぐに気付くだろうし、最初から名前を出した。
「預かりもの…?」
勉強をしていたのか、黒縁のメガネをかけたまま部屋から出てくる柊花。
「そうそう。大我がつけてたシルバーリングあるでしょ? 私達にも買ってくれたみたいだよ」
そう言って大我から預かったピンクの袋を柊花に渡した。
「兄弟の証って事で買ったらしいんだけど、私達にも買ってくれたみたい」
なんか照れ臭いな、と笑って首から下げているリングを見せる。
「ありがとう、嬉しいわね」
ふふふ、と笑ってさっそく着ける柊花
「お揃いのリングネックレスね…。
辰也、というよりは大我が言いだしたのかしらね…」
不器用なのは昔から変わらないのね
と苦笑いする柊花。
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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時