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STORY 17 ページ18

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ーマジバー


久しぶりだったから話が弾むか心配だったけれど、とても弾んでいて楽しい


「んで、Aの方はどうなんだよ?」


「私の方って、何が?」


いきなりの話題に戸惑う私。
大我は主語が抜けてるなぁ


「だからバスケのことだよ」


お前、実力隠すつもりだったんだろ?


大我の台詞に言葉を失う
確かに、そのつもりだった。
でも、女バスに入るのではなくコーチとして入ることになってしまったので
実力を隠していたら練習についていけないだろう。


「そうだな。試合に出れないから本気も何もないか。」


なんて言うけれど。
まだ悩んでるんだよね


「まぁ、好きにしろよ」


やっぱり他人事の大我。
人には拘らない、そんな所に惚れていたんだっけ…。


大輝…、今頃なにをしているんだろう

別れたのに大輝の事を思い出すだなんて本当、どうかしている。


「なぁ、A」


不意に名前を呼ばれる


「なんだ? 改まって、大我らしくないな」


そう笑って誤魔化そうとする
この雰囲気は知っている。
だから、逃げた


「お前、彼氏いるのか?」


突然の問い。
そう聞かれることは察していた。

別に、私がモテるからとかではなく
大我が先程から落ち着きがないからそんな事じゃないか、と検討はつけていた


「…いないよ。卒業の時に別れた」


言葉にするのは苦しい。
いくら吹っ切れたと言っても、失恋は忘れられないものだ。


「そうか、今はそれだけ聞ければ十分だ。」


なんて、予想外のことを言う大我。


「あぁ、そういえば渡すモンがあるんだったな」


鞄を漁る大我。
すると、中から小さな袋が二つ出てきた


「これ、こっちがお前でもう一つが柊花な」


私にオレンジの袋、柊花用に、とピンク色の袋を出す大我






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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時

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