STORY 10 ページ11
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「はー、さっきの大型新人は凄かったわね。それに帝光出身の黒子くんも一目みておけば良かったわ…」
「今更言っててもしょーがねぇだろ、だアホ」
女の先輩と男の先輩が2人。
きっとここだろう。男子バスケットボール部って、書いてあるし
「…あの、すいません」
変に緊張して固まっている柊花を横目に話かける。
「はい…、ってあら? マネージャー希望かしら?」
「いえ、女バスってどこにあるか聞きに来たんですけど…」
そう尋ねると女の先輩は
「あー、ごめんなさいね。女バスは無いのよ」
え。
「………女バス、ないんですか?」
真っ白になる私と柊花。
「まだ新設校だしねぇ。そんなにバスケがしたいの?」
したいじゃなくて、やらなきゃいけないんだ。
そんなこと、見ず知らずの先輩に言えるワケがない
「んー、なんだか良く分からないけれど。とりあえずマネージャーとして男バスに入ってみたら?」
「……男バスに入っても、バスケは出来ますか…‼︎」
焦る声を出す柊花。
そんな雰囲気に押されたのか
女の先輩は
「え、えぇ。やらしてあげる事は出来るけど…」
その言葉を聞いて紙に書く私たち。
それを先輩たちに渡す
「少しだけ確認させてもらうわね…
って‼︎ 貴方達も帝光中出身なの⁉︎」
「はい、そうですよ」
「銀髪の双子…‼︎ もしかして、貴方たち《キセキの姫君》⁉︎」
また、これだ。
私たちを一括りにして、呼ぶ。
唇を噛んで頷く。
しょうがない、初対面の人は私達のことを《キセキの姫君》としか知らないのだから。
「大歓迎よ‼︎ 形としてはマネで入ってもらうけど、選手として練習に加わってもらって構わないわ‼︎」
今までキセキの姫君と言われるのは散々だったけれど、今回は役にたったらしい。
「おい、リコ‼︎ 流石にそれは‼︎」
女の先輩はリコ先輩と言うらしい
「日向くん‼︎ 女バスが無いんだから仕方がないでしょ? もちろん試合には出せないけど…
それに、様子からしてワケありっぽいし…」
男の先輩は日向先輩か…
「あの、本当にありがとうございます。詳しくは部活の時にでも話しますね」
そう伝えてその場を立ち去る。
柊花と、今後について話合わなければならないな
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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ！ これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです！ 続き頑張ってください！ (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2013年12月23日 12時
