【黒バス】キセキの姫君 fifth

STORY 105 ページ9

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予選トーナメント終了後



実力テストも無事に終え…



誠凛高校バスケ部は練習を再開した。




「モップ終わったー？」




「すみませんっもう少し…」




「いそげー」




「よし、始めよっか。一本目！ いくわよっ！」




「よっしゃ！」




「全員声張れよ、そこ線踏むな！」




「よーい…誠凛ーファイ！！」




「「オォ！！！」」





ー ー ー ー






誠凛の練習はとにかく基礎を重視してる



元からそういう方針の所へ、私と柊花が加わったことで帝光女バスの練習メニューもとりれたからだ。




それに費やす時間、密度は強豪と呼ばれる高校と遜色ない。




プラス、柊花の指導も入ることにより当然キツい




「ん？ あ、こら大我！ 練習禁止って言っただろ！」




「や、見てたら我慢できなくて…」




大我をみると、秀徳戦で痛めた足が治るまで練習禁止と言っていたのに練習していた。




「休めと言われても練習するのは真面目とは言わないのよ。
こういうことは繰り返すとクセになるからやめなさい」




柊花がため息を尽きながら大我の頭を軽く叩く



カントクも柊花と一緒になって大我の背中を殴る。




叩くと殴るの違いって結構大きい




「幸い今年は大会側の都合で決勝リーグまで二週間あるわ。今週一杯は休養にあてるコト！
明日土曜日は来なくていいわ


あと日向君とAちゃんと柊花ちゃん！
あとでメール回すけど、明日ウチ休館になったから〈いつものやつ〉時間伸ばすわよっ」




いつもの…かぁ
あれ、結構辛いらしいんだよなぁ







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