【黒バス】キセキの姫君 fifth

STORY 103 ページ7

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「んー…まいったなぁ
あと1教科、国語どけどうしても伸びないな…」




私が教えているのにこんなにダメだなんて、自分の実力不足を恨む…




「いや、Aのせいじゃねぇって。
漢字がダメすぎんだよなー、文章読むのも一苦労なんだよ」




「古文、漢文にいたっては本当にお手上げね…
Aの教え方で大輝と涼太が赤点を免れたから大我でもイケると思ったのだけれど…」




はぁ、と柊花とため息をつく




すると、カントクが思い切った事を言い出す




「国語はパス！
テストは4択のマークシート方式だし、テキトーに埋めても25点前後いけるはず！」




…それしかないのかなぁ


とりあえず残りの4科目で挽回してもらうしかないな






ー ー ー ー






テスト中、チラリと大我の方を向いてみる




「(…頑張れ、大我！ そんな固まらないで…！ とりあえず何か書いて…！)」




大我は固まったまま動かない。




テスト、残りの最後が大我が1番苦手な国語…






私も大我に最善は尽くした。


諦めなければ大丈夫だ、大我…！






だから…




ほんとお願いだから何かしらは書いて……！





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