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STORY 117 ページ21

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翌々日




「みなさん、決勝リーグの出場校、全てでました」




柊花の呼びかけに部員が集まる




「えーと…
Aブロックは誠凛
Bブロックは桐皇学園
Cブロックは鳴成
Dブロックは泉真館
この4校で代表を争うことになります」




桐皇……




「桐皇と鳴成は…初めて聞くな」


「鳴成は古豪ですよ」




なんだか新鮮なリーグ表だな




「去年までずっと東京代表は三代王者で決まりでしたからね」




柊花…なんで知っているのだろうか…




「…思ったんだけどさー
その王者 2校も倒したわけじゃん

今年はもしかして…行けちゃうんでないっ!!?」




「あ コイツ…言いやがった!!」




小金井先輩が目をギラリと光らせる




「だって桃井ちゃんと青峰がいる王者に負けても残り勝てば…」




王者? 違う




「泉真館ではないです。
あの二人が行ったのは、桐皇学園ですよ」




私がそういうと驚きの声が体育館中に響く




「〈キセキの世代〉ってみんな有名なトコ行ったんじゃないの?
てっきり緑間みたく王者の所かと…」




「さつきに聞いていたので確かですよ」




確かに、桐皇学園は過去の実績は殆どなく、最近スカウトに力を入れるようになって全国から有望な選手を集めているらしい




「ここ数年で急激に力をつけてきてるみたいです。
特に今年のメンバーは秀徳と比べてもなんら遜色ないらしいですね」




柊花がノートのデータをみながら話す




「もちろん泉真館も、正邦・秀徳と並ぶ王者です。
正邦・秀徳に勝ったといえど、あくまで実力はこちらが格下です。」




いいですか? と小金井先輩に訴える





...





「ウィーッス!!」




「大我! 遅いぞ?」




遅れてやってくる大我。
掃除が長びいたらしいけど…




「…火神君、バスケしたでしょ。」




「え…いや…いやーその…ちょっと」




カントクに言われ口ごもる大我




「こんのっ…バカガミがぁあっっ!!」




あの時止められなかった私が悪いのに…
大我…ごめんな…




「とりあえず保健室でシップもらってこい!
今日は見学! ダッシュ!! は無理だから逆立ちで行け!」




マジで!? と叫ぶ大我に小さく手を合わせる




「…すみません、ちょっとトイレいいですか」




テツヤも大我の後を追うように外に出た





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音央(プロフ) - 無敵の二次オタさん» ありがとうございます! そのようなコメントをもらうだけで励みになります! 私情で更新が遅れてしまい申し訳ないです… (2014年9月2日 18時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
無敵の二次オタ - 更新頑張って下さい!!毎日楽しみにしてます!! (2014年9月1日 17時) (レス) id: 56fd9651b5 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとです^ ^ 不定期更新ですが頑張ります! (2014年6月17日 3時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
神夜 - 面白いです!!更新楽しみにしています^^ (2014年6月16日 23時) (レス) id: f43f522182 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - アスカさん» ありがとうございますっ! 更新頑張りますねっ♪ (2014年6月7日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2014年5月7日 21時

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