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STORY 114 ページ18

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side A








大輝と会ったとき、険悪な雰囲気になってしまうかと心配していたがそんなことはなかった。






1on1をして、本気でぶつかりあった。
やっぱりバスケは楽しい







あぁそうだ。
中学の頃に話せなかった事を今聞こう。




あの頃は、話したくても話せなかったから







「聞きたいこと、本当にたくさんあるんだ。
…学校は楽しいか?」





そう聞くと「おふくろかよ」と笑う





「まぁまぁってとこだな、特別楽しいってわけじゃねーけど、つまんなくもねぇ
高校ってそんなもんだろ」





「はは、確かにそうだな
だけど、楽しいことに越したことはないぞ」





つまらない、と言われなくてよかった。
私は本当に母親みたいだな





「チームメイトとはどうなんだ? 桐皇学園はバスケが強いから、個性的な人が集まってるんじゃないかと思うけど…」





「あぁ、変な奴が多いぞ
いっつも謝ってばっかの奴とか、怒鳴ってる奴とか妖怪とか…うわっ寒気が…」





個性的な人がたくさんいるらしい

大輝も個性的な方に入るから、なんだかんだ合っているのかもしれないな





「勉強は? 中学とは違って難しくなっているだろう? 追いついているか? 教えてくれる人は? さつきにばっかり迷惑かけるんじゃないぞ。
あぁ、サボるのなんてもってのほかだからな」





勉強の話をだすと、そっぽを向く大輝はとてもわかりやすい





「高校は中学とは違って留年やら退学っていうのがあるの、忘れるなよ?」





「わーってるよ…
なんつーか、やる気でねぇってか…」





中学の頃からそうだったなぁ、と苦笑





「よしっ、なら暇な時は私が勉強を教えよう。大輝はどうだ?」





目を開いて驚いた様子の大輝
そこまで驚かなくてもいいと思うんだけどな





「かっ、勘違いするなよ? ただ、大輝が退学になったりしたらバスケがしずらくなるし…ちゃんと卒業してほしいから…」





「ははっ、わかった。ありがとな、A」







……なんだかとてつもなく恥ずかしい…





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音央(プロフ) - 無敵の二次オタさん» ありがとうございます! そのようなコメントをもらうだけで励みになります! 私情で更新が遅れてしまい申し訳ないです… (2014年9月2日 18時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
無敵の二次オタ - 更新頑張って下さい!!毎日楽しみにしてます!! (2014年9月1日 17時) (レス) id: 56fd9651b5 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとです^ ^ 不定期更新ですが頑張ります! (2014年6月17日 3時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
神夜 - 面白いです!!更新楽しみにしています^^ (2014年6月16日 23時) (レス) id: f43f522182 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - アスカさん» ありがとうございますっ! 更新頑張りますねっ♪ (2014年6月7日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2014年5月7日 21時

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