STORY 111 ページ15
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side A
……話になっていない。
確かに大我は強くなっている
唯それ以上に、真太郎に勝っているという事すら疑ってしまうほどに
「大輝との差がありすぎる…」
そう呟くと、大輝も同じことを呟いていた。
『あーそうか、テツがいるのか
だとしたら不憫だぜまったく。
アイツは影だ
影は光が強いほど濃くなる、つまり輝き次第でアイツは強くも弱くもなる
オマエの光は淡すぎる』
確かに、まだ大我は光になりきれていない。
けど……！！！
＊＊＊
「大輝！！ 大我！！」
思わず大輝と大我の所へ走り出す
「なっ!？ A？ どうしてここに？」
「カントクが。
大我がバスケしないように見張ってろって言ってたから探してたんだ
すまない、大我
少し大輝と話がしたいんだ」
大我と少し離れ、大輝とベンチへ向かう
「……久しぶりだな、大輝」
「…………A」
久しぶりに面と向かって名前を呼ばれた。
特に嬉しい場面ではなく、寧ろ逆のはずなのに顔が緩む
そんなことより、先ほどの話をしなくては
「大輝、大我は今足を怪我しているんだ。実力が劣るのは仕方が無いんだよ」
「足の分を差し引いてもあれはねーだろ。テツも、お前らの目も曇ったもんだな
火神じゃ、テツの力を全て引き出せねぇよ」
それは確かにそうだけど…
「大輝はどうして大我に勝負をかけたんだ？ 私が…私が選手でなくなったからか？」
大輝はビクリ、と体を揺する
やっぱり。
実は大我を探しているときにさつきから連絡が来ていた。
『私、テツくんと柊花に会いに誠凛の所に行くんだけど…
大ちゃん、きっと火神くんの所へ行くと思うの。
大ちゃん、Aと離れてから、自分と対等かそれ以上に戦える人がいなくなってて…そんな時にA達が選手じゃないって話を聞いてて…
これを頼めるのはAしかいないの。
お願い、大ちゃんと1on1して、実力を分からせてあげて…！』
さつきに言われた通り大輝はいた。
どうすれば、どうすればいいんだ？
「なぁA。1on1しよう
確かにさっきはオレ以上に強いやつは存在しねぇなんて言って悪かった。
正々堂々、Aと勝負がしてぇんだ」
大輝から話を切り出した。
なら話は早い
「あぁ、受けてたとう」
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音央(プロフ) - 無敵の二次オタさん» ありがとうございます！ そのようなコメントをもらうだけで励みになります！ 私情で更新が遅れてしまい申し訳ないです… (2014年9月2日 18時) (
レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
無敵の二次オタ - 更新頑張って下さい!!毎日楽しみにしてます!! (2014年9月1日 17時) (レス) id: 56fd9651b5 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとです^ ^ 不定期更新ですが頑張ります！ (2014年6月17日 3時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
神夜 - 面白いです！！更新楽しみにしています^^ (2014年6月16日 23時) (レス) id: f43f522182 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - アスカさん» ありがとうございますっ！ 更新頑張りますねっ♪ (2014年6月7日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音央 | 作成日時：2014年5月7日 21時
