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恋する乙女の惚け。 ページ6

「ふんふん〜♪」



仕事に一区切りつけご機嫌そうに地下牢に向かう修華。


ガチャガチャ。



?「あ!」

夢野「修華さん!」



「うふふ、そうだよぉ。修華さんだよ。」



夢野「今日は何して遊んでくれるの?」



「今日はねぇ、Qちゃん達に金平糖を持って来たの。」



夢野「金平糖!ん?"達"?」



「そ!Qちゃんの隣の隣の牢にいる泉鏡花ちゃんの分もあるよ!」



そわっ。隣の隣の扉側の地下牢で動く気配がある。



夢野「えー。でも、その人紅葉さんからも貰ってたよ!」



「ふふ、そう言うと思ってQちゃんには私特製ロシアン琥珀糖もあげちゃいまーす。」



夢野「え…。それって、」



「ん?何?」



修華特製ロシアンルーレットシリーズは当たった時が最悪で、しばらくトイレから出られなくなる程辛かったり、吐き気が止まらなくなる程苦い者があったり、一番ヤバいのはマジで死にそうになる痺れ薬だと、中原さんが言っていた気がする。



夢野「ううん、なんでもない!」



夢野は流石に僕のには入ってないと信じて黙って受け取る事にした。
 


「鏡花ちゃん。元気?」



鏡花「…元気っちゃ元気です。」



「そっかそっかぁ。じゃあ金平糖あげる。」



そう言って鏡花にも金平糖を与える修華。



夢野「そういえば、金平糖くれるってことは、また惚け話?」



「そうなのぉ!彼が本当にカッコよくてさぁ、可愛くてさ、辛すぎる。」



夢野「それ、前も聞いた。」



そう、こうやって修華が金平糖を夢野に与える時は大体惚け話を聞いて欲しい時で、今まで何度もあった。



鏡花「恋バナ…」



「鏡花ちゃんも、興味ある?!」



鏡花「少し。」



「うふふ、彼ねとっても頭がいいんだけどね、子供っぽくてね。etc etc…」



夢野「けど、付き合ってないんでしょ?」



ピシッ



修華が固まる。



「うわぁ!言わないで!忘れようとしてたのに!」



修華の叫びが地下牢に響く。



夢野「さっさと、付き合えばいいのに…」



「それが無理なんだよぉおぉぉ」



鏡花「なんで?」



「…敵対組織にいるから」



シーン


地下牢が鎮まる。



夢野「思ってだんだけど、なんで修華さんはマフィアに残っているの?」

夢野「抜けようと思えば、抜けれると思うし。」



一泊置いて修華は言った。



「…Qちゃん達を置いて行けないでしょ?」



夢野「…修華さん、大好き。」



鏡花「私も、好き。」



「ありがとぉぉ!」

面倒くさい事になっちまった。→←弟の後悔。



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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時

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