姉弟の再会 ページ4
芥川君の言葉を聞いた治は笑みを浮かべる
しかし目は全く笑っていない
治の部下だった時代よく向けられた目だ。
治｢........なるほどね｣
芥川｢探偵社には孰れまた伺います。その時、素直に七十億を渡すなら善し、渡さぬなら…｣
治｢戦争かい？探偵社と？良いねぇ、元気で。
やってみ給えよ........やれるものなら｣
きゃー！治ったらカッコいい！
治はこれまでになく不敵な笑みで芥川を見据える
樋口｢......ッ零細探偵社ごときが......！我らはこの町の暗部そのもの！傘下の団体企業は数十を数え、この町の政治・経済の悉くに根を張る！！たかが数十人の探偵社ごとき…
樋口「三日と待たずに事務所ごと灰と消える！
我らに逆らって生き残った者などいないのだぞ！！｣
ま、そうはならないだろうし、させないけどね。探偵社は強いし、せっかくの三刻構想がダメになる。
治｢知ってるよ、その位｣
芥川｢......然り。他の誰より、貴方がたはそれを悉知している｣
治の暗く透徹な目。
あの頃の目。
芥川｢元マフィアの太宰さん｣
治「…所で、そろそろ出てきたらどうだい？姉さん。」
「あっちゃー。バレてたか…」
そう、一人呟きながら路地裏の影から出てくる。
芥川「なっ、何故此処に！」
樋口「太宰さん！？え、あれ？」
「久しぶりだね。治。あ、あと、樋口ちゃん、頬これで冷やしてね。」
樋口「あ、ありがとうございます。」
治「姉さん、その姿、喋り方は置いて行って当てつけかい？」
太宰は険しい顔をする
「いや？部下の信頼を得るには手っ取り早いかなって。」
治「そんな訳ないじゃないか。」
「うふふ、久しぶりの姉さんに抱擁でもする？」
そう言って近づく修華にされるがままの太宰。、
「また、身長伸びたねぇ。」
治「姉さんは、またシークレットブーツでも履いているのかい？」
「やだなぁ、身長はコンプレックスなのだよぉ。」
そう言いながら太宰を離れくるくると周りながら芥川の方に戻る修華。
太宰「…」
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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (
レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください！！！！ (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零奈 | 作成日時：2024年1月13日 0時
