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良い異能力 ページ22

モンゴメリ「あたしも孤児院育ちなの。とても寒いところよ。貴方がさらわれた時、探偵社は必死になって捜したそうね。素敵だわ。きっと貴方が"良い異能"を持っているからね。」



敦「僕は……」



モンゴメリ「ねえ…なぜ貴方なの?なぜあたしではないの?」


モンゴメリのイライラした気持ちが大きな声となって出てくる。

嫉妬それは、明確な殺気になる事もある。



今、私は殺気を抑えるの必死だ。



モンゴメリは、まだ何やら敦青年に話しているが何かごちゃごちゃ言っている様にしか聞こえない。



『きっと貴方が"良い異能"を持っているからね。』



モンゴメリのその言葉は、修華にとっては地雷でしか無かった。



嫉妬。それは数え切れない程して来た。


紅葉にも、中也君にも、芥川君にも、凛にも…


















治にも…











嫉妬の次に来るのは大体、自己嫌悪感からくる吐き気や頭痛。そして____。




それから逃れる様に何時もODをする。





馬鹿みたいだ。






森「危ない、少年!」



森の声に、ハッと現実に引き戻される。


どうやら私が思考の渦に囚われている間に、何かアクションがあった様だ。


敦青年が鍵を空中に投げ捨てている。



どうやら鍵は、少々凶暴な性格であったらしい。


ただの鍵だった物が、変形して人虎君の首を掻っ切ろうするところ、森の呼びかけによって間一髪で避け、鍵を空中に投げ捨てたと言うところか…




モンゴメリ「あら、大事な鍵をこんな風に扱って……孤児院の先生に叱られるわ」



敦「鍵でドアを開けたら勝ちじゃあないのか!」



モンゴメリ「そうよ。開けられればね。こんな鍵をどう使うのかあたしにも見当がつかないけど」



けたけた


楽しそうに笑う彼女と同じように、もはや鍵の原型を留めていないが、鍵と呼ばれているそれが嘲笑っている。



モンゴメリ「どうしたの?お遊戯はこれからが本番よ!貴方は鬼遊おにごっこの天才みたいだけど…この状態で何分心が保つかしら?」



再びと敦にアンが迫りくる。



あ、敦青年が逃げ出す。



と呑気に考えていると



敦「ぐあああぁっ!」



部屋の飾りに付けられたリボンに引っかかってしまう。

と言うか引っ掛けたのは、森さんだ。

明確な自信がつくのは何時も行動したあとからだ。→←必要が有れば。



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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時

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