塔の上に住む少女 season1 (東方project×おそ松さん)

プロローグなのか?1 ページ1

私は、小さな塔のうえに住んでいる。


いや、閉じ込められているのです。


私は小さい頃、ごく普通の家に生まれたのだ。


たしかに、能力をもっている家だったが、それ以外は普通だった＿はずだった


でも、親は「私なんていらない子」と言った


その日から家の中で、酷い「差別」が起きた


その頃から、ラプンシェルに憧れた


あんなに美しい女の人になりたいと思った。


「こんな人になりたい！」


でも、なれない事だって知っていた。


それから数ヶ月、、、親の引き出しに母子手帳が3個あった。


一つは私の、もうひとつは妹の、、、後一個は誰の?


中身を見てみると、「お兄ちゃん」の母子手帳があった。


私の家には、親と私と妹と私が飼っている猫のシフォンしかいない。


誰か分からない。


母子手帳の中身を見て見ると、私より2歳上で嫌われ者だった事を知った。


だって、書きこむ所は全部白紙。唯一書いてある事は＿＿＿＿＿


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿産まなきゃ良かった＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


こんな、酷い親だったんだ、私の母子手帳の方がまだましだった。


私は、お兄ちゃんの母子手帳と私の母子手帳を握って走った。


素足で自分の部屋まで走った。泣きながら走った


そう、自分が憎いから、、、


お兄ちゃんを救えなかったから? 違う

親が酷いから? 違う


そう、夢がかなわないから、、、

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