【イナイレ】冷酷に、無情に【第五章】

第１９１話　ネオジャパン ページ35

久遠「今日は2チームに分かれて練習試合を行う。いいな」


「「はい！！」」


「実戦形式の練習か、いいなぁ」



ベンチから聞こえた声に、マネージャー達は驚く



目金「って、なんで貴方がいるんですか！」


リカ「よっ！」


秋「大阪に帰ったんじゃなかったの？」



どうやら、また決勝を見るために来るのが面倒らしく

塔子の家に泊めてもらっているらしいが…

塔子の目の下にはクマ


リカのギャグに笑うまで、寝かせてもらえないという



リカ「それに、Aに聞かせてもらいたい話もあったしな」



そう言い、ニヤリと何かを企むように笑ったリカに

名前を呼ばれ反応したAは、首を傾げた



と次の瞬間

選手達に向けて放たれたシュートを、咄嗟に円堂がキャッチする



「さすがは円堂」



聞き覚えのある声にそちらを見れば

そこに立っていたのは



治「すばらしい反応だ」


円堂「デザーム！！」



久しぶりの再会に、嬉しそうにエイリアネームを呼ぶ円堂だが

一方で同じ施設で暮らしているヒロトと緑川は、彼が来る事など聞いておらず驚いた様子



治「デザーム？今の私は砂木沼治。チーム、ネオジャパンのキャプテンだ」


円堂「ネオジャパン？」



そして整列した選手は、全員見覚えのある人物ばかり

更には



「久しぶりね、円堂くん」


円堂「えっ…瞳子監督！？」



彼女の登場に、円堂達は更に動揺する



坂本「…ほう……面白い事になりそうだ。(なるほど、源田達もいるのか)」


ヒロト(どうして、姉さんが…)

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