第11話*登校* ページ15
翌日。
いつも通りの時間の30分前に起きてしまった私。
『………寝れない。どーして…だろ………
……あ、昨日の島崎先輩とのやり取りで興奮してるのか』
いや…憧れの先輩歌い手さんと今までコラボしたかったとか言われたらそりゃ嬉しすぎて興奮するでしょ……
なんて考えながら、島崎先輩、もとい志麻さんの歌ってみたを聞く。
『やっぱヒバナかなぁ…いや、独りんぼエンヴィーも捨てがたい…
…両方聞くか』
まぁ案の定テンションが高くなったのか眠気なんてすっかり覚めて。
30分なんてあっという間で。
『わあもう30分立ってる…って言うより20分の過ぎてる!?…』
慌てて下に降りて、ご飯を食べて。
『いってきまーす!!』
母「はいはい、いってらっしゃい」
なんとか時間に間に合って、少し通い慣れた通学路を歩いていたら。
坂「あ、Aー!!おはよー!!」
折「坂田君……いきなり声を掛けるとびっくりするやろ…」
浦「せーんぱーい、おはよーございます!!」
島「Aちゃん、おはよ〜」
『あ…皆さん!おはようございます』
聞きなれた声がして振り向いたら、部活の皆がいて。
『皆さん、いつもこの時間に?』
折「そやそや、この時間に登校しとるんやけど…ねぇ」
『あ、何かを察しました』
島「坂田が…ねぇ」
浦「今日は奇跡ですね!!」
坂「俺凄い言われようだな!?」
いつもよりも、笑い声が耐えなくて。
凄い楽しかったです。
でも、あっという間に学校についてしまって。
島「じゃ、俺はここで」
浦「また部活で!」
『はい、また放課後で』
ひらひらと手を振って。
坂田君とも別れて、折原君と一緒に教室に入りました。
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