過去編 ページ18
『莉乃ちゃんっ．．．』
心配、しただけなのに
なにか悪いことしたかな
『もう、どうでもいいや』
少しだけ寒い風を受けながら呟く。
いつもなら立ち入り禁止になっていて
入るのに抵抗がある屋上も今日は
なにも感じなく入れた。
(そういえばここ、誰かが飛ぶ降りしたんだっけ)
よくそんな勇気あるなぁ．．．と苦笑した
『私も死んじゃおうかな』
まあ、こんなことで飛ぶ降りなんかはしない。
でも．．．興味はある
私は柵を越え、ふちにたつ。
『．．．っ！え、きゃあ！』
一瞬思考が止まった。
激しい風が私の背中に当たり、そのまま下に
落ちていく
ドサッ
ああ、落ちたのか。なんだろう。痛みがないや
─────────────────────
〜美ヶ崎視点〜
「好きですぅ！付き合ってください〜！」
ふふ、やっと告白できた。
あのままずっと家にいたら◯◯君がプリントを届けてくれた。
そして帰り際に告白したというわけだ。
「えっあっ．．．」
困るよねぇ〜なにしろこんな可愛い子に
告白されたんだから
「ご、ごめんなさい」
なんで？
「僕にはAちゃんがいるから．．．」
ウソダヨネ？
ソンナワケナイヨネ？
カワイクナッタヨ？ゼッタイコウカイ
サセナイヨ？
．．．ていうか、いつからちゃん呼びになったの
「じゃあね．．．」
行かないで
夕焼けに照らされた◯◯君の背中を見ながら
涙を流した。
．．．あはっ どうにでもなれ
でも絶対に奪ってみせるよ
．
．
．
真冬君
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しらす - ぶりっこちゃんの過去に同情しちゃって潰す時のスカッって感じが薄くなるかも……フッ…おもしれぇじゃねえか(？) (2019年3月29日 19時) (
レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
みうみ - 面白すぎですね(真顔) 大好きです (2018年4月30日 12時) (レス) id: 03420c71f8 (このIDを非表示/違反報告)
ポニョ＊(プロフ) - じゅのんさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年12月29日 6時) (レス) id: e71048643e (このIDを非表示/違反報告)
じゅのん(プロフ) - 凄い面白いです！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2017年12月28日 21時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)
ポニョ＊(プロフ) - 天音さん» またコメントありがとうございます！最＆高ですか？ありがとうですよ(*^^*)これからも暖かい目でこの小説を見てください！ (2017年12月28日 17時) (レス) id: e71048643e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
