【MAD TRIGGER CREW】には隠れメンバーがいたようです (ページ8)

今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:59,388 hit

MTC7 ページ8

『お茶美味しかったです』

アミリア「よければ今度はPort harborに飲みに来て」

銃兎「ええ、そうできる状況になれば。では、また」

『またね、優さん、アミリアさん』

コツコツ

『銃兎何があったの？捜査に圧力か何か掛かった？』

銃兎「それですよ。捜査に上から圧力が掛かったと今連絡がきた。これは俺たちが動けなくなるぞ」

『ふーん、中王区か』

─数日後

銃兎「A、今時間いいですか？」

『はいはい、どうしました？』

銃兎「少し事件のあった倉庫を見に行こうと思うのですが、一緒に行けるか？」

『うん、行く。』

─ザッザッ

ん？誰……左馬刻か？

銃兎「おい……ここで何をしている」

左馬刻「……テメェらは。……銃兎。A。何しに来やがった。特に銃兎」

銃兎「それはこっちの台詞だ。俺は言ったはずだぞ。爆破事件については首を突っ込むな、と。それがどうして、こんなところに居る？ここがどこだかわかってない、なんて言うつもりはねぇよな」

左馬刻「テメェ……この間から何言ってやがる。寝ぼけてんのか？ああ？」

銃兎「寝ぼけてんのはお前のほうだろうが！チッ……とにかくここで言い争うのはまずい。場所を移すぞ」

どうすんの、これ

この2人がぶつかったらマジでやばいよ

ほんと混ぜるな危険状態

─コツコツ

左馬刻「で、どんな理屈を並べるつもりだ？もっとも、お前が何言ったところで俺様が言うことを聞いてやる義理なんざねぇけどな」

銃兎「いいから聞け……！このヤマは、下手に絡むと面倒なことになるんだよ」

左馬刻「面倒だぁ？もう充分なってるだろうが。これ以上、何があるっつーんだ」

いや、絶対これ私口出ししちゃダメなやつだよ

もし口挟んだら全部こっちに来る

それそれで面倒だから黙っとくか

銃兎「この事件は、ただの犯罪じゃない。俺にも……やれることに限界がある。幸い、お前は証拠不十分でこれ以上引っ張られる可能性は低い。舎弟のことは諦めろ。起訴されたとしても、幸か不幸かあの状態だ。死人も出てないし、懲役を食らっても数年だろう。だから……！」

左馬刻「お前……なんもわかってねぇな。サツは組にまで乗り込んで来たんだ。なのに、なにもしねぇで引き下がれって……？」

銃兎「仮に引き下がらないにしても、だ。やり方を考える必要がある。このまま突っ走ったとしてもいい結果にならないどころか、またしょっぴかれるハメになるだろうな」