京都姉妹校交流会に向けて#1 ページ24
恵「
『私も初めてかなー』
野「ふーん。その割にアンタら平気そうね」
『……野薔薇も平気そうだね』
恵「……オマエもな」
野「当然でしょ。会って2週間やそこらよ。そんな男が死んで泣き喚くほどチョロい女じゃないのよ」
…野薔薇、泣いてるじゃん
まあ…会って2週間でも思い出はあるからね
悲しいのも当然だよ
恵「暑いな」
『…暑いね』
野「…そうね。夏服はまだかしら」
ザッ
ん?
「なんだ。いつにも増して辛気臭いな、恵、A。お通夜かよ」
『…真希さん』
恵「禪院先輩」
真希「私を苗字で呼ぶんじゃ─」
「真希、真希!!」
お?この声は…
パンダ「まじで死んでるんですよ昨日!!一年坊が一人!!」
狗巻「おかか!!」
真「は や く 言 え や。これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ!!」
ドギャーン
…実際、真希さんそういう感じじゃない?
パ「実際そんな感じだぞ!?」
狗「ツナマヨ」(だからさっきからそう言ってんじゃん)
野「何あの人(?)達」
恵「二年の先輩。まず真希さん、呪具の扱いなら学生一だよ。で、狗巻先輩、訳あって語彙がおにぎりの具しかない。パンダ先輩」
『あと一人。乙骨先輩っていう唯一手放しで尊敬できる先輩がいるんだけど今は海外』
野「伏黒、アンタ、パンダをパンダで済ませるつもりか」
まあ、説明することないもんねぇ
五条先生も誰かに紹介する時これだけだし
パ「いやー、スマンな。喪中に。だが、オマエ達に”京都姉妹校交流会”に出てほしくてな」
野「京都姉妹校交流会ぃ?」
恵「京都にあるもう1校の高専との交流会だ。でも二、三年生メインのイベントですよね?」
『どうしていきなり一年に?』
真「その三年のボンクラが停学中なんだ。人数が足んねぇ。だから、オマエら出ろ」
あー、秤先輩ねー
野「交流会って何するの?スマブラ?」
パ「なら、3人でやるわ。東京校、京都校それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ2日間かけて行う。つってもそれは建前で初日が団体戦。2日目が個人戦って毎年決まってる」
狗「しゃけ」
野「個人戦、団体戦って…戦うの!?呪術師同士で!?」
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れぃ - 恵くんかわゆい〜 (2022年9月25日 6時) (レス) @page29 id: 0a447ebb60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年5月12日 23時