式神使いの幼馴染です(呪術廻戦) (ページ23)

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どういう意味…？ページ23

宿「まあ、いい。おい、小僧。オマエの式神、影を媒体にしているのか。それに小娘、オマエも影を元にして星座を操っているな」

恵「なら、なんだ」

『だったら、何』

宿「フム、分からんな。オマエ達、あの時何故逃げた」

恵・A「『？』」

どういう意味…？

宿「宝の持ち腐れだな。まぁいい。どの道その程度では心臓(ココ)は治さんぞ」

恵「(ヨロッ)」

宿「つまらんことに命を懸けたな。この小僧にそれ程の価値はないというのに」

この世につまらない命なんて存在しない

価値のない人間なんていない

結局、呪霊は呪霊だ

そんな奴に何をどう言われようがどうでもいい

私は、最後まで責任をとる

ズズズ

ビリビリビリ

宿「いい、いいぞ。命を燃やすのに2人揃ってこれからだったわけだ。魅せてみろ!!伏黒恵!!華宮A!!」

恵「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」

『聖琰永煌星華(せいえんえんこうせいか)』

ピリ…

ビリリ…

ー八握(やつかの)ー ─

ー徠誠(らいせい)ー ─

恵・A「『！』」

サァァァ

恵「俺はオマエを助けた理由に論理的な思考を持ち合わせていない。危険だとしてもオマエの様な前人が死ぬのを見たくなかった。それなりに迷いはしたが結局は我儘な感情論。でも、それでいいんだ。俺は正義の味方(ヒーロー)じゃない。呪術師なんだ」

恵「だから、オマエを助けたことを一度だって後悔したことはない」

『私も恵と同じように多分君のような前人が死ぬのは嫌だったんだよ。助けた時は無意識だった。完全に感情でしか動いてなかった。でも、今はそれでもいいと思ってる。だって、私は呪術師なんだもん。だから、虎杖くんのことを助けて後悔したことは一度だってない』

スゥ…

！宿儺が消えた…

虎「…そっか。伏黒と華宮は頭がいいからな。俺より色々考えてんだろ。オマエらの真実は正しいと思う。でも、俺が間違ってるとも思わん」

恵・A「『……』」

ボタボタ

虎「あー悪い、そろそろだわ。伏黒も釘崎も華宮も、五条先生…は心配いらねぇか」

フラ…

虎「長生きしろよ」

ドサッ

『っ……』

恵「……」

ー翌日
ー高専

野「長生きしろよって…自分が死んでりゃ世話ないわよ。…アンタら仲間が死ぬのは初めて？」