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教室の中に入り、腕を組みこちらを見るイルカ先生と綺麗に座るミズキ先生の前に立つ
『……ふぅ』
一つ息を吐いてから印を組む
腹からじわっと感じる熱さが
足の指先から頭部までに広がる
『分身の術！！！』
声をあげて術名を言うと、俺の周りは煙に包まれた
『ゲホッ、ゲホッ…』
思わず咳き込み自分の後ろを見ると
そこには僕と瓜二つの姿がこちらを見て 「ヨッ」 と手を振っていた
『！！！』
思わず分身した自分に抱きつき喜び声を上げる
『よっっっしゃああああぁぁぁぁああ！！！！！！！！』
分身は僕を抱き返すとめちゃめちゃ頭を撫でてくれた
『先生！先生！！！見てくださいよ！1人ですけどできましたよ！分身！』
そう言いながら2人の方を向くと
2人は目を見開いてこっちを見ていた
何度か2人の名前を呼ぶと、イルカ先生は気付いたようで
ハッとしてから微笑んだ
ｲﾙｶ「あぁ…合格だ、A」
『っっっっっぢゃああああぁぁぁあああ！！！』
最早奇声とも言える叫びをしながら額当てを受け取ると、ルンルン気分で教室へ戻る
＿________________＿
ニコニコしながら教室の扉を思いっきり開けると、周りから棘のように視線を感じた
ｻｽｹ「！！！」
手元にある額当てに気付くなり、こちらを見てびっくりするサスケを見て笑ってしまう
『言ったろ！何とかするってな！！』
額当てを強く握り、皆に見せつけると
皆は立ち上がり
「「「うおおおおおお！！！」」」
と大きな声を出した
ﾁｮｳｼﾞ「凄い！凄いよA！！」
『せやろ〜ん？』
ｲﾉ「よくやったわね！流石お姉様！」
『おっ、お姉様やめろて〜！』
ｼｶﾏﾙ「そのわりに嬉しそうじゃねえか」
そんな会話をしていると、ナルトが近くにいないことに気付いた
『…ナルトは？』
ｼｶﾏﾙ「あ〜……あそこ」
シカマルが指を指した方を見ると、元の場所に座って暗い表情をしたナルトが見えた
思わずやってしまった、と自身の口を塞ぐ
表情からして試験結果は察せた
そんなナルトがいる教室で額当てを見せびらかすなんて
酷く罪悪感に襲われ少し大きめなぽっけに、額当てを入れた
ｻｸﾗ「え、A…付けないの？」
『気にしないで』
みんなから離れてナルトの隣に座る
ナルトは少しだけこちらを不機嫌そうに見ると、すぐに顔を逸らしてしまった
ああやば、ナルトの方が何倍も辛いだろうに
俺がナルトを傷付けることをしてしまったのに
俺が泣きそうになってしまう
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花は咲くのでしょう。(プロフ) - たまごさんさん» 教えて下さりありがとうございます、助かりました。 (2020年12月21日 23時) (
レス) id: 7bbf673d89 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - 多分74と75かと…お手数おかけしてしまい本当に申し訳ない… (2020年12月20日 23時) (レス) id: e48596db7c (このIDを非表示/違反報告)
花は咲くのでしょう。(プロフ) - たまごさんさん» 報告ありがとうございます。ご確認しますので、見つけ次第直させて頂きます (2020年12月20日 17時) (レス) id: 7bbf673d89 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - 同じ話が2つあります…!!バグだったら申し訳ないのですが、一度ご確認お願いします!!これからも陰ながら応援させていただきます。ご自身のペースで頑張ってください!! (2020年12月19日 23時) (レス) id: e48596db7c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - めっちゃ面白いです！！更新頑張って下さい！応援してます〜！！ (2020年12月17日 20時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花は咲くのでしょう。 | 作成日時：2020年11月23日 9時
