何故か箸を片手に忍の世界へ来てしまった 【弐】

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ﾏｲﾝﾄﾞ「彼女はもうこの世を去っている

そして彼女の子であるお前にはその血を受け継がせた
だから力を得ている」

『あの、マインドさん』

ﾏｲﾝﾄﾞ「なんだい？」

『僕、その力って言うのが今一わからなくって…てか知識ゼロに近いと言いますか…』

ﾏｲﾝﾄﾞ「はぁ…」

溜息をつき、こちらを見ると
マインドさんはいきなり手をパンッ と音を立てながら合わせた


『え？』

ﾏｲﾝﾄﾞ「やりたまえ」

そう言ってまた手を合わせると
呆れた様な目線で僕の手を見た

ﾏｲﾝﾄﾞ「する際は剣でも思い浮かべとくんだ
そして手を合わせたらすぐ離せ」

『え、は、はい…』

言われた様に脳内に剣を思い浮かばせ手を音をたてながらあわせる
そして即座に両手を離すと

『ｳｵｯ!?』

なんと、手と手の間に輝く宝石の剣が生成された

あまりに急な事で剣を掴めず、落としてしまいそうになったところを
マインドさんがキャッチしてくれた

ﾏｲﾝﾄﾞ「この様に、君の能力は無限大に宝石を生成することが出来る

硬さ、重さ、量等、全て自由自在だ

あの、カカシと言っただろうか？あと男が言った壁とやらもお前の仕業だ」

『俺だったのかぁぁぁ…！！！』

自分で自分を指しながらどこか納得するもふと、気になり

マインドさんの方を向き直す

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