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次の日

いつも通り、浮所と顔を合わせて教室に向かう。





あれから考えたんだ…
俺はAちゃんが好きで、隣に並んでお似合いだと言われる人になりたい

だけど、そう思ってるのは俺だけじゃない






呼び出された彼女の背中を見つめたとき、やっとその考えに至った



















「那須くん浮所くん、おはよう!」



『お、はよう…』



浮所「おはよ〜」



「そう言えば聞いた?今日、文化祭の出し物とか決めるらしいよ」



浮所「そうなの?えー、楽しみ!俺、カフェとかやりたい!」
















呼び出されて、それからどうなったんだろう。

もし告白されて…付き合ったりしたら?可能性がない訳じゃない。
悩んだところでどうしようもないけど、気になりすぎて挨拶すらまともに出来なくて。



2人の話にもどこか上の空で、内容が頭に入ってこない






















「那須くん、聞いてる?」



『え?あーごめん…』



浮所「気になるんだよ、昨日Aちゃん呼び出されてたから」



『ちょっ、浮所!』



「あー、その事。多分想像してることと一緒だよ。でも、何もないから」



浮所「へぇー、モテモテだねぇ」



















何もない、その一言に俺は安心してしまった

それじゃダメなのに。敵は多い…このぐらいで安心してるようじゃいつまで経っても彼女に近付けない



このポジションに甘えてる今の俺より、行動した誰かの方がよっぽど男らしい

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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時

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