13話言い訳 ページ14
ガラガラっと
盛大に私の出番だと
言わんばかりに教室のドアを開いた
すると一気にクラスの視線を集める
おぉ！一躍有名人になった気分だ。
『遅れてすみません！！
食パン加えながら遅刻遅刻と走ってたら
運命の出会い！！はなく
門で自電車にぶつかり溝に落ちて
部室のシャワー浴びてておくれました！！
臭いかもですが我慢してください！』
長ったらしく言い訳を先生に
延々と聞かせる……何も言わずに「座りなさい」
と一言
なんだか呆れられてしまったらしい、
臭いのはほんとだもん！！
私の席はどこかと
教室を見回すと数名の私が良く知る
人物が、
この中に、……白雪小雪と言う
人物がいたりするのだろうか？
1つ、空いてる席が合ったので
一歩……また一歩と歩み始める
「全く……お前が遅刻なんて珍しいな」
『え、』
「そうだよ〜心配したんだから〜」
隣の席の神童………に続いて知らない
モブなクラスの女子A
モブなクラスの男子B…………
『え、』
まるで私はクラスの中心で
みんなと仲がいいような振る舞いに
私自身……戸惑ってしまった
なんだろう、さっきまでとは
違うこの暖かさ、
さっきのことは全部夢？………………
『なんてなる訳ねぇだろｯｯ』
「えっ？」
『ううん！なんでもなぁ〜い』
先生の前ではみんな良い子ちゃん
ってどこの王堂の王堂すぎて王堂な
へどがでる漫画だよｯｯ！！
そんな漫画誰も買うかｯｯ!!
こうなったら君達のやりかたに
乗ってやろうじゃないか、
神童………隣の席が私だということ……
嫌と言うほど公開させてやるさ
私が不気味に笑っているのに
神童ドン引きしていた
なぜに？
NGシーン
(遅れてすみません！！
教室入ったらいきなりバケツいっぱいの
ヘドロぶちまけられあざ笑われ
部室のシャワー浴びてておくれました！！
臭いかもですが我慢してください！)
って言うかちゃんと廊下片付けたん
だな、おい
続く (更新停止中)
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