【wrwrd】喰種の主役は我々だ

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鬱「グルちゃーん」

鬱の服は少し乱れていた。そしてその後ろにはコネシマもいる

グ「どしたん。大先生?」

コ「なぁ、聞いてや!さっきな大先生とチーノがバトったんやけどな、瞬殺されてん!大先生。これで3回目やで」

コネシマは笑った。

グ「まぁそらそうやな。」

鬱「酷いでグルちゃん!」

エ「グルッペンさん、貴方「期待の新人」ってやつを連れてきましたね…。」


エーミールもやって来た。彼の右手にはいくつかの資料が握られている。

先日の15区防衛戦の結果報告書だ。

グ「ご苦労。」

エ「いえいえ。後、17区を監視しているゾムさんから連絡がありまして…」

グ「どんな?」

エ「占領時、殲滅したはずの其処の喰種が何体が生き残っていたようで仲間を集めて取り返そうと動いている様です。戦闘許可をくれ、とのこと。」

グ「数は?」

エ「ざっと見た感じ50はいると。」

其のことを聞いて、グルッペンは少し考え、こう発した。

グ「許可を出そう。大先生とコネシマ、オスマンとくられ先生、ひとらんは此処で待機だ。」

エ「トントンさんに言ってきますね。」

エーミールはそう言うと、早歩きでその場を去った。

鬱「グルちゃん、こんな噂知っとう?」

グ「噂?」

鬱「最近出るっていう話や。白髪の喰種が出る話。他の区の強い奴がそいつに赫包を喰われとる。皆強いんや。気をつけてな。」

グ「…分かった。」

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