【wrwrd】喰種の主役は我々だ

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9区はまるで、喰種の襲撃を予想していたかと思う位厳重なところであった。

それもそうだ。沢山の血を流し、流され、多くの同胞がいなくなった。

奪われてはならない。此処から、我々の反撃が始まるのだ。


兄「いっぱいおるなぁ。下手したら大阪ん時よりも白熱しそうやなぁ…」

グ「まぁ、その方が面白い。生きているうちで一番楽しい戦争になりそうだ。」

し「戦わんクセに。」

グ「なんか言ったか？」

し「何でもないです。」


ト『ＨＱＨＱ、此方トントン。準備ＯＫや」

グ「了解した。オスマンは?」

オ『ＯＫめう〜』

「分かった…。これより、９区解放戦を実行する。」

「我々」による、降下が、始まった。





「１時の方向に喰種確認!
あれは…「我々」です！」

下等捜査官は唯銃を撃っているだけだった。銃弾はかわされ、相手に自らの領土への侵入を許し、首が、血が飛ぶ。

「なんとしてでも、９区を守り抜くんだ!」

指揮をする上等捜査官の声が聞こえて、他はすべて、悲鳴、それをあざ笑うかのようなものだけだった。

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