First time with you (ページ9)

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はじめての朝 2 ページ9

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『なーに可愛いことしてんの？』

「起きてたんだ、いじわる紫耀」

『くすぐったいもん、そりゃ起きるよ。

…Aちゃん』

ちゅっと触れる紫耀の温もり。

『やっばい、ほんと俺ね今幸せすぎて死にそう』

「私も同じ笑」

時計で時間を確認した紫耀の抱きしめる力が強くなる。

『離れたくないー』

「私１回帰んなきゃ。

さすがにこの服で仕事行けないもん」

『俺、家まで車で送る。

この時間なら空いてるだろうし』

「いいの？」

『本当はAちゃんの会社まで行きたいけど

渋滞やばくて俺が間に合わないかもだから……ごめん』

「ううん、大丈夫だよ。

車に乗ってる時もいっしょにいれるしね」

『あーそういうとこほんと好き』

「はいはい笑紫耀さん？」

『ん？』

「逆算するとあと30分したらここ出ないといけないんだけど」

『………20分イチャイチャして、10分で準備』

「まぁそうなるかなとは思った笑」

『車で化粧して笑

ってことで、イチャイチャしよ？』