はじめてのドライブ 7 ページ22
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そのまま連れていかれた売店。
「おそろい難しいね」
『んー、なんかあるかな』
二人で見て回ってやっと見つけたのは
「『ぬいぐるみ可愛い』」
二人の言葉が息ぴったりで笑ってしまった。
「同じだったね」
『やばっ笑』
「紫耀はどれがいい?」
『んー、カワウソにする。
なんかAちゃんに似てる』
「えー、似てるかな?」
『じゃ、くじ引きます!』
カランカランと鳴るベル
[おめでとうございます、1等です]
すごく大きなカワウソのぬいぐるみを手渡された。
『え、待って。これでかくね?』
「紫耀すごいな」
『んふふふ、でももふもふでやばい。
これ抱き枕にする』
「私の代わりじゃん笑」
『そうする笑
んで?Aちゃんはどれ?カワウソ?』
「んんんんー
さっき紫耀がやってたペンギン可愛かったからペンギンにする。
じゃ紫耀引いて?」
『また俺?』
[おめでとうございます、1等です]
『まじか』
紫耀の手には大きいペンギンのぬいぐるみ。
「待って」
『これはさすがに』
「可愛いけど、紫耀の運すごいね?」
『俺もびっくり…』
二人でぬいぐるみを抱えて笑い合う。
「このペンギンさんに誕生日メダルつけようかな。
私につけてても見えないよね笑」
『そうだね笑』
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作者名:凛 | 作成日時:2020年7月11日 23時