29話.やはり ページ33
「どうしたの？さっきから変だよ？」
「やはり僕達は小さい頃会っているよ」
「え…？」
なぜ今まで思い出せなかったのか…
「杉原A…いや、野村A」
「…っ!!どうしてその名前を…」
あの時の苗字が変わっていたから思い出せなかったんだ。
「覚えていないかい？
すごく幼い時…公園で一緒に遊んでいただろう？」
「幼い時…公園…」
「ヒマワリ畑も行ったよね。
いつも同じ時間に遊んで、母親が同じ時間に迎えに来ていただろう？」
「あっ…征くん…？もしかして…」
おや、ようやく思い出してくれたようだね
「そうだよ、あの時の少年は僕だ」
「嘘…信じられない」
「…久しぶりだね、Aちゃん？」
「そうだね、征くん。
征くんなんか小さい時と変わったね…」
「そうかい？」
.
.
.
.
.
.
.
.
意外な再開に会話が弾んだ。
ただ、気になったのは―――――
“野村”から“杉原”に変わったこと。
まぁ、考えられる理由としては離婚、が大きいな。
それとAは少し変わった
あの頃は無邪気で…屈託のない笑顔だったんだが…
今はたまに無理して笑うような時もあるし…
小さい頃は泣き虫だったんだがな、
まぁ、人は変わるからな…
「征くん、今考えてること当ててあげよっか？」
「？？」
「何があったんだろう、でしょ？」
考えてることを的中され、少し戸惑った…が、隠しても仕方ないしな、
「あぁ…」
「教えてあげる、私に何があったか」
「え？」
その視線はヒマワリ畑の奥を見ていた。
日が、傾きかけてる。
「何も言わず、静かに聞きてね」
頷くことしかできなかった。
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愛死狂愛 - この作品で、とても楽しむことができました、凄く面白い作品です、それと、赤司様が、かっこよすぎて、一瞬倒れそうになりました←、主人公の方も、自分の言葉は曲げないという感じの、心が美しい人でした、これからも頑張って下さい、あと、よろしくお願いします。 (2014年12月25日 13時) (
レス) id: 4d41f76188 (このIDを非表示/違反報告)
サンタさん(プロフ) - 今更ですが、もう更新しないんですか？続きが気になります！ (2014年9月30日 4時) (レス) id: 3d9e18e6c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - こーしんお願いしますっっ！！ (2014年5月22日 13時) (レス) id: 956513aff4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - こーしんお願いしますっっ！！ (2014年5月22日 13時) (レス) id: 956513aff4 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 続きが早く読みたいです!!!更新待ってます!!!!!!!!!!!!! (2014年1月20日 20時) (レス) id: f060df76ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんにゃん†
| 作成日時：2013年3月12日 17時
