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Ki 9 ページ9
翌朝目を覚ますと、そこは見慣れた自分の部屋のベッドの上だった
床に脱ぎ散らかされた上着と靴下が目に止まり、自分の体に触れると、
中途半端にTシャツと下着だけ身に着けて寝ていた
酒が残っているのか、頭が重くて瞼が重い
ヤバいな、今日だって仕事なのに
喉の渇きを覚えて、口元に手で触れると、唇が少し乾燥で荒れていることに気づく
「っ・・・」
昨日、藤ヶ谷と・・・キスをした
この部屋で
夢みたいな出来事だけど、あれは夢じゃない
だけどきっと・・・あれは酒のせい
藤ヶ谷に、特別な気持ちがあっての行動じゃない
そんなこと、十分にわかってるつもりだったのに、なぜか胸の奥が苦しくなった
勝手にフラれて、勝手に今でも好きでいて、そして勝手に傷ついて
俺はなんて滑稽なんだろう
そう思って視線を落とした時、俺の部屋にあるべきではない黒い物体が目に留まった
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作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2020年1月7日 21時