秘密のデート ページ23
「あー暇っ」
そう呟いて大きく伸びをした俺の姿をした北山が、退屈そうに此方を向く
その目は、まるで俺に訴えかけているようで
「俺、外に出ていろいろしたいー!サウナも行きてぇし、肉も食いたい!藪や大倉と飲みにも行きたい!!」
やっぱりな
ぶーぶー言いながら俺の大切なぬいぐるみを乱暴に振り回した
「おい、ふざけんな!!俺のマカロンに触んなっ!」
「うるせぇ!テディベアのくまに、そんな甘ったるい名前つけてる藤ヶ谷なんて嫌いだ!」
「ちょっと、マカロンの耳引っ張んなっ!!」
「むきーっ!ずっとこもってたら、ストレスたまんだよっ!あー!!」
ぎゃーぎゃーいいながらも、ドカッとソファに腰を下ろした北山
俺はインドア派だから、別にこうしてオフの日にどこもいけなくても、全然平気なんだけど、
北山は、いろいろとでかけたいところがおありのようで、
確かに俺の姿じゃ、大倉君とも出歩けず、サウナなんてもってのほか
「たまには藤ヶ谷もサウナで目情とかあがったら、好感度あがるかもよ!?」
「俺の好感度が低いみたいな言い方すんなよ!」
煩いやつの相手も疲れる
無視して台所へ向かう
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作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2019年10月29日 16時