悪食3 ページ4
月山side
芳「Aちゃんが連れ去られた!?」
霧「お前何してたんだよ!」
僕の胸ぐらに掴みかかる霧嶋さん、
それを止める金木君。
金「まぁまぁ、
月山さん相手の特徴は覚えていますか?」
特徴…?
月「いや…男で白髪ということだけだ。
人混みに紛れていったから他は覚えていない」
僕の答えに芳村さんは頷いた。
芳「喰種に捕まるならまだいい…
人に捕まってばれたら即座に通報されるだろう」
月「そんな!?」
金「とにかく早く見つけましょう!」
霧「じゃ、外の聞き込みからいこ!」
月「ありがとう…そしてすま「え!?」え?」
外から霧嶋さんの驚く声が聞こえてきた。
月「どうしたんだい?」
霧「この手紙って……」
月「ん?」
霧嶋さんから手紙を受け取り僕はその場に座り込んだ。
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月山習へ
彼女は預かった。
妻として迎え入れる予定だ。
諦めてくれ、じゃないと。
悲劇を繰り返すことになるだろう。
T.
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という簡潔な文に目隠しをされ乱れた服装で横たわっているAの写真もあった。
月「諦められる訳ないっ…だろ?」
ボロボロと涙が溢れる、
あのとき僕が離さないようにしていれば。
霧「月山…」
優しく僕の肩に手を置く霧嶋さん。
芳「大丈夫、早く犯人を見つけよう」
月「……はい」
その日から捜索が始まった。
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渚(プロフ) - さなさん» やっとログイン出来たので記念編として今日から更新します!タタラさんとのオチも書かせていただきますね〜! (2018年4月10日 20時) (レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます、やっとログイン出来たので記念編を書こうと思います!! (2018年4月10日 20時) (レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
さな - なんか、月山さん好きでこの小説読ませて頂いたのにタタラさんに惚れましたわwwwタタラさん切ない、、素敵な小説でした!タタラさん落ちも見たいなー (2017年3月30日 1時) (レス) id: 17b73b6934 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても感動しました。エトが結婚式に来た時に涙が...人を泣かせる事の出来る物語が書けるって羨ましいです。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2016年3月29日 9時) (レス) id: dfa230fb2a (このIDを非表示/違反報告)
桜果(プロフ) - 泣きましたわ(´;ω;`)ブワッ (2015年10月3日 21時) (レス) id: 8c1145e0ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渚 x他2人 | 作成日時:2015年3月20日 16時