生理痛 3 (ママ) ページ25
ASide
私が朝からイライラしていたのは事実。
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実は、昨日から女の子の日に入っていて・・・
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生理痛がなかなか治まらず、なんだかイライラしちゃってたんだ。
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智「顔色もよくなかったしね。
ときどきお腹さすってたけど、痛いのはそこ?」
「えっ・・・・・?」
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智「お腹の下の方に手、当ててたじゃない。
無意識だったかな?(笑)」
「うっ・・・うん・・・・」
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智「そっか(笑)
で、痛いのはそこだけ? ほかはどう?」
「だい・・・・じょ・・ぶ。」
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智「・・・ん。
じゃあ、そこに横になろうか。」
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何か言いたそうに眉をピクッと動かした智にぃだったけど、
すぐにニコッと微笑んで私をベッドの上に寝かせた。
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智「おぉっ、泣かないでごろんできるの(笑)
すごいじゃん。」
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もうっ!! 私だってもう子供じゃないんだから!!
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・・・でも、この智にぃの手、安心する。
小さいころから、ゆっくり髪を撫でてくれるこの手が好きだった。
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恥ずかしいって気持ちもあるけど、いつまでもこの手がそばにあるなら、
子供のままでいいかなぁ・・・なんて思ったりして(笑)
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智「さあ、じゃあどうしようかなぁ〜
・・・ちょっと目見せてね?」
「んっ・・・・・・」
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智「そんなにぎゅ〜ってされちゃうと診れないなぁ〜
軽く目開けて?
そうそう。そのまま・・・・」
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目を開けてると智にぃの顔が目の前にあって恥ずかしいんだけど・・・
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でも、診察中に恥ずかしいなんて思えるようになっただけ、
余裕がでてきたってことなのかな。
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智「ちょっと貧血気味だね。
頭がクラクラすることはない?」
「ん・・・・ない・・・けど・・・」
智「けど・・・頭、痛い?」
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また当てられちゃった。
智にぃって、超能力者なの?
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年12月8日 20時
