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ルルの言葉に皆が彼女を見た。


ル「破壊神だろうと幻だろうもそんなのどうだっていいわ!

ルル、絶対に許さない…!


皆を不安にさせて、Aの旗を馬鹿にして…

しろじいやシドー、それにAにあんなことをして…!」


『ルル…』


ルルの言葉に皆の瞳に光が入った

絶対に許さない…それは皆が心のどこかで思っている感情だ。

私だっておなじだよ



『そうだよ…絶対に許さない

ハーゴンは私が倒す…!そしてシドーを必ず救う!

今やるべきことはそれなんだ…!』


私達の決意が固まったその時、ふと視界に入った何かが光り輝いた。

なんだろう…皆そう言ってた

私には見覚えがある、きっと前世の私が教えてくれているんだ。

私はいつもしろじいがいた場所に落ちているそれを拾うと脳裏にこれに関する情報が流れていた。


『しろじい…』


こんな時まで運命に抗って戦おうとしている魂があるんだ…ならば私も立ち上がらないと

私は光り輝くビルダーの魂を懐にしまうと、神殿を出て行こうとした。


その時だった


目の前に黒く禍々しい渦が出現して咄嗟に後ろに下がった。

前世でも思ったけどこのご都合展開はどうかと思うよ

だけどそんなこと言ってられないよね


『これが約束の地に続くゲート…きっと世界の崩壊が近づいて空間もおかしくなってるんだ。』

ル「何…?約束の地ってなんなの?」


ルルの疑問に今は答えられないかな

あの地へと行けるとしても持てる荷物は最低限だろう

チラリと後ろを見れば皆話したいと言ってるような顔をしていた。

でもここで立ち止まっては行けないから


『絶対にシドーを連れ帰ってこの世界の崩壊を止めるから…!

それから沢山話をしよう』


いってきます

一歩一歩黒い渦に近づき飛び込むと後ろから皆の応援の声が聞こえて小さくなっていく。

そこで私の意識は手放されて行ったのだ。

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かね(プロフ) - 更新楽しみです!!!!!!((o(´∀`)o))ワクワク (2021年5月5日 6時) (レス) id: 701aebc5e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年4月28日 13時

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