ある日、私は教室で寝ているあなたにキスをした。

浮かれ顔 ページ10

頭に響くアラームで目が覚める



「んっ…」


寝ぼけた体でアラームを消す

そしてスマホを手に取る


‘おはよう‘

「うっあっ」

私はびっくりしてスマホを落とした


ベットから落ちたスマホを取り目をこする

「ゆ、夢じゃない…よね」

頬をつねる

「じゃない…」

今の時刻は約6時5分

赤司君から来たlineは

5時30分

「はや…」

‘おはよう。朝早いね‘

私は少し浮かれながら部屋を出た


リビングに行くと既にお母さんが起きていた

「おはよう、A。顔洗ってきなさい」

「うん」

廊下に出て洗面台に行く途中お父さんとばったり会った

「おぉ！A。おはっよー」

朝からテンションが高い

いつもなら

もう、声大きいっ と怒るわけだが私は今最大に機嫌がいい

「おはよう。お父さん」

音符が付きそうな声で言う

そうするとお父さんはびっくりしたように私を見て口をポカーンと開ける

お父さんを通り過ぎて私は洗面台に向かう





「ぷはぁっ」

鏡に映る自分を見る。

いつより明るい顔

今日も一日頑張ろうという気になる

本当に気分がいい。最高にいい。


「ご飯よー」

私はダイニングルームに向かう


するとお父さんが

「A、どうしたんだ？そんな浮かれた顔して」


「秘密」

「きっとAにも好きな子ができたのよ」

そういうとお父さんがおはしを落とした

「なっなんだと…」

笑いながら

「どうでしょう」

というとお父さんが石のように固まって動かない


私は早くご飯を済ませ部屋に戻る

制服を着てドキドキしながらスマホを開く

‘いつもは朝練があるからね。今日はないけど癖で起きてしまったんだ‘

さすが赤司君。やっぱりすごい

‘さすがだね。赤司君は‘

そう返して私は学校に向かう

水玉のハンカチをたたんでカバンに入れる

「行ってきまーす」

そういってドアを飛び出す

そうすると親友である杏がいた。

「おはっよーA」

「おはよう」

「今日はなんか浮かれた顔してるね」

わかってるくせに…

私が黙ってにやにやしていると

「どんな話したの？？」

「うーんと、秘密」

「なにそれー」

と杏は頬を膨らませた。

そうして私たちは学校に向かった。


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一応ここまで主人公の一日の生活を書かせてもらいました。


次からはこんなに細かく書かないと思います！

よろしくお願いします。

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