衝撃 ページ9
お風呂から出て、すぐに夕食に呼ばれスマホを見たのは夜9時半
なぜかさっきから通知音がすごい。
スマホを開いた瞬間、私は息をのんだ
ロック画面に表示されている通知の中に
‘こんばんは、佐藤。赤司征十郎だよ。‘
「え…」
私の体温が一気に上昇する
「な、なになに…どういうこと」
わたしはとっさに通知が大量に来ている犯人 杏のトークを開いた
‘ごめーん、Aがうじうじしてるもんだから赤司君にこっちから教えちゃった‘
とイライラする顔文字付き
それはともかくいろいろな私の恋愛に対する愚痴を長々と長文で送ってきている。
‘ちょっと待って、なにやっているの‘
私はすぐさま自分のタイムラインを見直す
変なこと投稿してないよね
トップ画像やらホーム画像やら全部確認して震えた手で返信を返す
‘こんばんわ、どうしてわかったの?‘
これで終わらせたくなかったため私は知っていることなのに知らないふりをして質問を投げかける
そして待ちくたびれて30分
通知音が鳴った。
「っ!」
すぐさまスマホを開く
そこに表示された名前は
杏
「はぁ…」
‘どう?きた???‘
もう、無視しよ
「ん…眠い」
睡魔が襲ってくる
それと同時に鳴る通知音
睡魔に勝ち私はすぐさまスマホを取る
赤司
‘鈴木がいきなり送ってきたんだ。‘
‘だから追加したんだ‘
すぐに返すなんて待ってたみたいかな…
なんて思ってもすぐに返してしまう
‘そうなんだ!‘
‘今日はいろいろとごめんね‘
1分後
‘大丈夫、気にしてないよ‘
‘佐藤も悪戯なんて、なかなかかわいい事するね‘
「…っ」
体温が上がり。汗が出てくる
この人は鈍感王子様なのか
‘やめてよ、かわいいだなんて‘
キスのことを思い出してしまう。
少し罪悪感と気づかれてないという安心感が交差する
そういって1分もしないうちに返信がくる
‘悪戯、いつか成功するといいね‘
‘僕は寝るね‘
‘おやすみ‘
ああ、なんで文字だけなのにこの人はこんなにもかっこいいのだろう
‘成功させます‘
‘おやすみ‘
幸せな時間は終わり私は枕を強く抱きしめ深い眠りについた
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こゆきんぐ☆(プロフ) - 湯豆腐さん» コメントありがとうございます♪面白いと言っていただけて嬉しいです!こちらの作品も更新できるように頑張ります(´・ω・`)これからもよろしければ応援よろしくお願いしますっ!! (2016年9月21日 13時) (レス) id: b4cee7fab1 (このIDを非表示/違反報告)
湯豆腐 - こゆきんぐ☆さんの作品はどれも面白いですね!すっかりファンですヘ(≧▽≦ヘ)♪ (2016年9月20日 23時) (レス) id: 6ccc327b68 (このIDを非表示/違反報告)
こゆきんぐ☆(プロフ) - 恋ネコさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(o^^o)♪更新頑張ります☆ミ (2016年8月17日 8時) (レス) id: b4cee7fab1 (このIDを非表示/違反報告)
恋ネコ - おもしろい!!!他の作品も見たけど、この小説最高です!!更新頑張ってください!!ヽ(*'▽'*)ノ (2016年8月16日 16時) (レス) id: 38ba8439dc (このIDを非表示/違反報告)
こゆきんぐ☆(プロフ) - 鏡夜御園さん» 面白いなんてありがとうございます(^^)/赤司様のレーダーあるんですね!笑レーダーバリバリ反応させるように頑張ります☆ミ (2016年8月16日 12時) (レス) id: b4cee7fab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こゆきんぐ☆ | 作成日時:2016年8月7日 14時