【黒子のバスケ】少女は少年に恋をした【赤司征十郎】

緊張 ページ13

「ね、学級長さん大丈夫？」
貴「え？」
1時間目が終わると前話しかけられた隣の子に話しかけられた。
「何か挙動不審って言うか…。
授業中も何回か机に突っ伏してたし…。具合悪い？」
貴「いや、平気…。」
でも…、緊張しすぎて、
貴「ちょっとお腹痛い、かも…。」

近すぎる。

貴「あと、心臓が鷲掴みにされてる感じです。ぎゅっと。」
「病院行こう!?」
貴「いや…。授業はでないと。そろそろ大丈夫になってくれると思うし。
心配してくれてありがと。」
「あ、いや、別にいいけど。//
具合、悪かったら言って？俺保健委員だし。」
貴「ん。」

大丈夫とか言っちゃったけど正直体持つか分かんない。
お腹痛いし気持ち悪いし…。

――帰ろうかな？

先生「そろそろ席付け。」

帰る暇なんてありませんでしたね、はい。
この学校空気読めない先生おおいな。
貴「もっと、後に来てくれたら良かったのに…。」
ボソッと聞こえないように言った。

近すぎると腕とか当たって、ほんと困るよ…。

貴「はぁ…。」
赤「………。」
お腹を押さえてうずくまってると机をコンコンとシャーペンでつつく音が聞こえた。
貴「ん…？っ!!//」


.


.


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.


呼んだのは赤司君だった。

……え？嘘…。どうしたの？

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