ノイン・レクレシオス〜９人の戦士の学校生活〜

体育祭編 第９話 ページ10

咲夜サイド

最初はみんな同じくらいだった

だが、少しずつ差が出始めて沢村が走る頃には俺達のチームがトップを走っていた。

だが

司会「1年C組に負けじと2年B組と1年A組が追いついてきます！ここからが本番！熱い戦いになっております！」

他のチームが追いつき始めている。

そして次は金丸と東条だ。

金丸・東条「(負けない！)」

同じタイミングでバトンを受け取り、走り出す。

司会「おっとぉ！今先頭を争うのは1年C組の金丸信二と1年A組の東条だぁ！どちらともいい勝負！だが後ろから2年B組が追いかけてきている！さぁ、どうなるのか！」

明世達の方を見ると僅かに金丸の方が早かった。

司会「おっとぉ！僅かに金丸の方が早かった！そして、次の走者は若手のエース！神凪明世だぁ！その後ろを行くのは2年B組御幸一也！波乱の展開！一体どうなる！」

まだ僅かに明世が早いけど、一也兄も追いついてきている。

こりゃ、波乱のアンカー争いになるな。

司会「おおおお？！もうすぐアンカー！1年C組アンカーは音無咲夜！2年B組のアンカーは倉持洋一！一体どうなるこの勝負！最速同士の勝負が今幕を開けるぅう！」

明世達が走ってきた。そして

明世「はい！」

バトンを貰うとすぐに走り出す。

咲夜「(くっ！早すぎだろ！)」

倉持「(ヤベェ！ギリギリだぜ！)」

司会「速い！2人とも速い！雲の上の戦いとはこのことか！2人とも凄い速さでゴールまで駆け抜けていきます！さぁ！結果はどうなる！」

咲夜「(速い！)」

倉持「(でも！)」

咲夜・倉持「(負けてたまるかぁ！)」

俺達は一気に駆け抜けゴールした。

司会「ゴｵｵｵｵｵｵル！速すぎてあとの2組を置いていってしまった！どっちが勝ったのか分からないほどのアンカー争い！結果はいざ！」

どっちだ！どっちが勝った！

司会「な、なんと！1年C組と2年B組は同率1位！まさかの、ここまできて同率1位だぁ！」

歓声「ワァアア！」

倉持「マジか」

咲夜「ホントの勝負は学年対抗リレーだなw」

倉持「おう」

ひとまず勝負は持ち越しになった。

次は決着つけてやる！

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