ノイン・レクレシオス〜９人の戦士の学校生活〜

体育祭編 第６話 ページ7

咲夜サイド

いよいよ俺の出番だぜ！

司会「さぁ！この種目で走る1年生もラストの組となったぁ！1年生のラストを飾るのは青道高校野球部の金丸信二、東条秀明、音無咲夜だぁ！」

歓声「ワァアア！」

うわ、スゲェ歓声w

司会「未だに底の知れない1年組の熱いラストバトルが今幕を開ける！皆さん！3人の走りに注目です！」

咲夜「(んじゃ、肩慣らしと行くか！)」

俺の肩慣らしは結構エグイって言われるwww

だって肩慣らしで100メートル走12.3秒だし。

咲夜「(悪いけど、勝たせてもらうわ)」

さぁ！行くぜ！

審判「位置について」

東条と金丸もクラウチングスタートらしい。

無論俺もなw

審判「よーい」

会場が一気に静まる。そして...

パァン！というピストルの音ともに一斉に走り出す

金丸「(はあ？！)」

東条「(嘘っ？！)」

咲夜「(余裕〜♪)」

実はこれでもまだ体力の10分の1も使ってないw

司会「なんと！音無咲夜！とんでもないスピードでゴールまで走っていきます！だが必死に食らいつく金丸と東条！これは波乱の予感です！」

金丸「(俺らも！)」

東条「(負けられない！)」

そして

司会「ゴール！音無咲夜がぶっちぎりの1位！そして金丸が2位、東条が3位！まさかの前代未聞！女子があの野球部メンバーに勝ってしまったァ！」

俺の圧勝で1年生組のリレーは幕を閉じた。

競技が終わって、水を飲みにみんなの所へ行くと

明世「秀明も信二もお疲れ様！かっこよかったよ！」

東条「さ、咲夜に、勝てなかったぁ」

金丸「あれは、俺も、無理」

お疲れ状態の東条と金丸がいた。

咲夜「よっ！お疲れさん！」

沢村「お前疲れてねぇの？！」

咲夜「だって、あれ肩慣らしだから力の10分の1も出してないぜ？」

春市・降谷「す、凄すぎる」

咲夜「まあ、俺が本気出すとしたら...」

ぱっとグラウンドを見ると、愛しい人が走ってるのが見えた。

咲夜「(カッコイイ///)」

思わず見とれてしまった。

司会「ゴール！やはり今年も最速はこの男！青道高校ではずば抜けた足の速さを持つ倉持洋一だぁ！」

歓声「ワァアア！」

咲夜「...洋一先輩と、アンカーで対決する時だな」

全「！！」

咲夜「あ！俺、次の種目の準備行ってくる！」

俺は走って次の種目の準備に向かった。

次は、『借り物競走』だ！

体育祭編 第７話→←体育祭編 第５話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す