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story twenty eight ページ29

〜Aside〜



んっ



今何時.....や?







スマホ......スマホ






さわっ





スマホを探していた手に何かが触れた





ん〜?なんやぁ?





んん

寝起きのせいか目の前がぼんやりとしている





目を擦ってよーく見てみると





目の前に志麻くんがいた








ま、まさか さっき触れたって思ったんわ
志麻くんやったってこと?



いやそうに違いない






とにかく今は目の前に志麻くんがいるということに驚きが隠せない
なんで目の前なん??


ちょっとくらい離れてくれてたってええやん






ちょっと寒いけど布団から出よう





そう思い布団から出ようとした瞬間何かに引っ張られまた布団に戻った







『な、なんや?!』





引っ張られた先を見ると志麻くんが目を擦りながら



志「寒い......」



といった




さ、さむい?


あ!センラが布団から出ようとした時に布団の中に冷たい空気が入ってきたからか



なるほど





志「もっと、こっち.....」




『うわぁっ!』


び、びっくりした





『ちょっと!いきなり引っ張らないで.....くださ.....い..よ って』




なんでや!なんでや!



なんでセンラ志麻くんにぎゅーってされとん??





なんか背中に腕回っとるし脚からめてきとるし


ふつーはカップルがやることや!





あ、そういえばこの人普通やなかったな
そうやったわ
忘れとったわ





もーええわ


なんか言ったところで離してくれるわけじゃなさそうやし




もっかい寝よ




二度寝や二度寝







そう若干怒り気味で志麻くんに聞こえないくらいのボリュームで言いながらまた眠りに落ちた

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作者名:うく | 作成日時:2017年12月27日 21時

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