第34話(勝ちたい目覚めの瞬間【とき】ーその3ー)レナ ページ39
ツナside
ドサッ
ツ｢え？｣
貴(骸)｢なぁに、よくある事ですよ。いくら乗っ取って全身を支配していても肉体が壊れていては動きませんからねぇ｣
柊さんの右目に死ぬ気の炎を灯した骸は、ヨーヨー使いが倒れた時に落とした三叉槍を持ちながらそう言った
ツ｢それって…｣
ヨーヨー使いはもう体が動かせないから倒れたってことだよね…つまり
ツ｢怪我で動けない体を無理矢理動かしてるってこと！？｣
貴(骸)｢クフフフ。例え怪我で動けなくても僕には関係ありませんよ。千種の体は…まだ使えそうですね｣
残酷なことを平気で言ってのける骸
ツ｢あぁ！無理矢理動かしたら傷が…｣
千(骸)｢クフフ…平気ですよ。僕は痛みを感じませんから｣
どこまでも酷いことを言う骸が許せなくて…
ツ｢仲間の体なんだろ！？｣
オレは思わず叫んでいた
千(骸)｢違いますよ。憑依したら僕の体です。壊れようと息絶えようと、僕の勝手だ｣
ツ｢なっ！｣
そんな
ビ(骸)｢人の心配をしている場合ですか？｣
貴(骸)｢自分がやられるという時に他人の心配とは…君は本当にお人好しですねぇ｣
例えお人好しと言われても、オレは誰かが傷つくのを見たくない！
獄(骸)｢君は面白い男だが、マフィア向きではありませんね｣
獄寺君とビアンキの傷口からあんなに血が…！！
ツ｢…頼む！やめてくれ！このままじゃ死んじゃうよ！！｣
オレが叫ぶと骸は面白そうに笑った
獄(骸)｢クフフ。思い出しましたよ。バーズとの戦いでガールフレンドを助けるために自分に剣を突き刺そうとしたんでしたね。それで行きましょう。君はその甘さ故、僕に乗っ取られる｣
骸はそう言いながら少しずつオレに近寄ってきた
ビ(骸)｢いいですか？貴方の仲間をこれ以上傷付けられたくなければ､逃げずに契約してください｣
貴(骸)｢クフフフ。大人しく契約すれば、貴方の仲間は返してあげましょう｣
オレを犠牲にすれば皆助かる…？
ツ｢…｣
犬(骸)｢やはり迷うのですね。どの道君の様な人間はこの世界では生き残れない。ボンゴレ10代目には不適格だ。さぁ、体を明け渡してもらいましょう｣
骸は微笑みながらそう言った
ツ｢どうしよう…リ、リボーン、どうしよう！？｣
リ｢オレは何もしてやれないぞ。自分でなんとかしろ｣
ツ｢そんなぁ！いつも何とかしてくれるじゃないか 見捨てないでよ、リボーン！！｣
オレはリボーンがアドバイスをくれなきゃ、戦いなんて…！！
次の瞬間リボーンは、オレに飛び蹴りを食らわせた
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みさ - アルコバレーノ編はアニメの方です。早く続きが読みたいです！たくさん書いて下さい！応援してます！ (2018年10月10日 21時) (
レス) id: 90cf40426d (このIDを非表示/違反報告)
おりひめ - はやくつづきとあるこばれーのへんがよみたいですがんばってかいてください (2018年10月2日 20時) (レス) id: 2de35fb714 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - おりひめさん» コメントありがとうございます！アニメ沿いなので、未来編のアルコバレーノ編はやります。アルコバレーノ編が虹の代理戦争の事なら、書くかどうかは微妙な所ですね (2018年8月18日 8時) (レス) id: 301b8f9ef4 (このIDを非表示/違反報告)
おりひめ - このおはなしがだいすきですつづきがはやくよみたいですあるこばれーのへんもできればかいてほしいです (2018年8月18日 7時) (レス) id: 2de35fb714 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ひだかおりえさん» コメントありがとうございます！こちらの作品、一応ストックがあるので、時間を見つけて少しづつ公開していこうと思います (2018年7月13日 19時) (レス) id: 301b8f9ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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