【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第19訓 ページ22

土方を撒いて逃げ切ったはいいものの…


銀「Aー！

こんな頻繁に会えるとか銀さん嬉しいよ

結婚しよ」←


何 で テ メ ェ が こ こ に い る

クッソ嫌がらせかよオイふざけんな！

保護者(新八&神楽)はどうした！！


『おーほんと奇遇だな会いたくなかったわ

あと絶対結婚しねぇ』

銀「またまた〜

Aったら照れちゃって可愛いな」

『全ッ然可愛くねぇよ！！

大体私を口説く暇があるなら仕事しろや！』

銀「今まさに仕事してんぞ？

汚い虫からAを守るって仕事を」

『いらねぇ

第一私はその汚い虫とやらが来た時点で撒くから問題ねぇよ』

銀「銀さんが守りたいんだから素直に守られてなさいっ！

素直じゃないのは可愛いとお母さんは思いますけどね」

『戯けんな誰がお母さんだ

少なくとも私の母親はお前じゃねぇよ』


そんなくだらない言い争いに夢中になっていて

前から歩いてくる人とぶつかりそうになってるのに私は気付かなかった

やべっ、ぶつかっちまう…！

慌てて避けようとしたが、

肩を引き寄せられたお蔭でその必要はなかった

横目で見るとさっきまでふざけてたとは思えない位、

真っ直ぐな瞳が私を見つめていた


銀「な？言ったろ

だから俺に守られてろ」

『お、おう……

………………ありがとな』

銀「どーいたしまして御姫様

という訳で結婚してくれ」

『どういう訳だ

つか秒で雰囲気壊すなよムードブレイカーめ』


こいつの事を一瞬でも認めた私が馬鹿だった…


沖「アレ？旦那と……

…こんな所で何してるんですかねィ？A」

『それは此方の台詞だ

私が何してようが勝手だがお前はぜってーサボりだろ』

沖「流石Aですねィ

俺の事よく分かってるじゃねぇか」

『分かりたくもないわお前の事なんか』

銀「ちょっと沖田君俺のAに話し掛けないでくれるー？」

沖「違いまさァ旦那

こいつは俺の獲物でィ」

『どっちも違ェよ馬鹿！！』


ドS馬鹿二人が睨み合ってて周りの見る目が痛い

つか私を挟んで睨み合うな！！

そんな私の心境に追い討ちを掛けるかの如く、

土方が追いついてきた

このタイミングで来るかよなぁ！？←ブチギレ))

それも私の腕を引いたけどこいつらの火に油を注いだだけだし


銀「土方クゥン？

何ちゃっかり腕引いてんの？

引き寄せちゃってんのォ？？」

沖「こいつぁいけねぇや土方さん…

死にたくなかったら今すぐ離して下せェ」


…こいつらのねちっこさ女子かよ←

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